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なぜ彼氏はウソをつくのか?心理学の視点からその理由を徹底解析!

ココロニプロロ / 2017年4月1日 10時15分

なぜ彼氏はウソをつくのか?心理学の視点からその理由を徹底解析!

なぜ彼氏はウソをつくのか?心理学の視点からその理由を徹底解析!

ちょうど一年前に公開された、『エイプリルフールズ』という映画をご存知でしょうか。

エイプリルフールだけあって、この映画にはたくさんの「ウソをつく人々」が出てきます。
医者と偽って出会いを求める男性、詐欺を働いたとして警察にしょっぴかれる老婆、ジョークで男友達に告白する男子学生…。

様々なウソが生み出すドラマが交錯し合い、奇跡を紡ぎ出していく。そんなハートフルなパニック映画です。

■ウソのパターン

一口にウソといってもいろいろなパターンがありますよね。
映画に出てきたような、エイプリルフールのジョークとしてつくものや、患者の心境をおもんばかって告げる別の病名も、ウソといえばウソです。

そして恋愛関係において特に発生しやすいのは、「悪意があるわけではないけれど意図的につくウソ」。

例えば、嫉妬深い恋人に
「友達であっても異性と二人っきりにならないで」
といわれていたとします。

しかし、やむを得ず二人で会うことになり、恋人には
「同性の友達に会う」
とウソをついた。

要は、その場しのぎに事実と異なる発言=ウソをつくわけですね。
このようなウソは「恋人を不安にさせたくない」という相手への思いやりだ、と認識している人もいるでしょう。

しかし、考えてみてください。
実は同性の友達なんかじゃなく、異性と会っていたと後で恋人が知ったとき
「私を心配させたくなくてウソついてくれたんだ!うれしい!」
となりますか?

ほとんどの人が
「ウソをついたのは、何かやましいことがあるからじゃないだろうか…」
と、より疑心暗鬼を加速させるのではないでしょうか。

この時点で、相手への「思いやり」ではないことがわかりますね。

■ウソがないカップルになるための方法

なぜ、ウソをつくのか。
それは、このままでは自分あるいは恋人にとって不快な感情が発生するので、それを避けたいという気持ちが働くからです。

このような嫌なことを避けるための行動を、心理学用語で「負の強化」といいます。
ウソをつくのは「負の強化」に当たり、結局のところ一時的な回避でしかありません。
それどころかウソだと発覚した際には、不信感や失望感といったさらなるマイナス感情が生み出されてしまうことになります。

このような事態を避けるためには、そもそも不快な感情が生まれないようにする、といった根本を見直す努力が必要なのです。

先の例でいえば、なぜ異性と二人で会ってほしくないのかを、まずは明確にすべきでしょう。
恋人といえ相手の交友関係に口出しする権利などなく、不安にさせないために何でもかんでも受け入れなきゃいけない義理もありません。

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