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立春の今夜は、満月を眺めながら春の誕生日をお祝いして【恋占ニュース】

ココロニプロロ / 2015年2月4日 6時0分

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2/4は立春!満月の夜に春の誕生をお祝いして

暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?

2月4日は、二十四節気の「立春」。暦の上では四季がひと巡りして、いよいよ春が始まります! いわば立春は「春の誕生日」です。

そもそも二十四節気とは、地球が太陽の周りをまわる軌道上の位置を15度ずつ24等分したもの。春分を起点(0度)とするので、立春は315度になります。つまり、地球が春分を出発してから、315度まで移動したときが立春というわけです。

私たちが呼吸を止めないのと同じように、たえず動き続けている地球は、一日の中でも少しずつ位置を変えています。厳密にいえば、二十四節気という節目は、宇宙の中の瞬間の出来事。何月何日何時何分と細かく示すことができます。

国立天文台が発表している暦要項によれば、今年の立春は2月4日12時58分。このときこそ、春が産声を上げる瞬間です! ちょうどをランチタイム中という人が多いかもしれませんね。食事をしながら、食後のコーヒーを飲みながら、春が誕生する瞬間をお祝いしてあげましょう。お祝いといっても、大げさなことをする必要はありません。ちょっとだけ、春が来たことを意識してみてください。

誕生日をお祝いされるのって、照れくさいけれど、やっぱりうれしいものですよね。たくさんの人にお祝いされたら春だってうれしいはず。

さらに、今年は立春と満月が同日です。今夜はまんまるの月を眺めながら、春の訪れをお祝いしてみてはいかがでしょう。忙しい日常の中でも、ほんの少し気持ちを自然に向けてみる。その瞬間、光でいっぱいに満ちた月のように、心も明るくなれそう。立春から始まる新しいサイクルが、素敵な日々になりそうな予感がしてきます。

春の始まりを告げる立春は、お正月と同じくらい大事な日。大きな節目であることから、立春を第1日目として、88日目、210日目、220日目は、以下のようにいわれています。

●八十八夜…立春からかぞえて88日目。遅霜が発生する時期。霜による被害をさけるため、とくに農家に対しての注意日です。茶どころでは、茶摘みの最盛期。今年は5月2日です。

●二百十日…立春からかぞえて210日目。台風が多い時期。やはり農家にとっての厄日とされ、警戒すべき頃。今年は9月1日です。

●二百二十日…立春からかぞえて220日目。二百十日と同じ意味で、台風の襲来で天候が悪くなる頃。今年は9月11日です。

雨雲や台風が近づいてくると、頭が痛くなったり、気分が落ち込んだりすることはありませんか? 天候は、私たちの体と心に影響を与えています。農業のように自然と対峙する職業ではなくても、自然のリズムを前もって知っておくことは、体調管理や暮らしの役に立ちます。毎日を快適に過ごすために。そのツールのひとつが、暦なのです。

景山えりか(かげやまえりか) 暦文化研究家、星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部主宰
旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。
著書:(講談社)。

ウェブサイト:http://www.cosmic-life.net
Facebook:自然とつながる暮らしかた

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