2月19日は旧暦元日!早朝に飲む「若水」のパワーで清新なスタートを【恋占ニュース】
ココロニプロロ / 2015年2月17日 10時15分
2/19は旧暦元日!旧暦ならではの年越しとは
暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
2月18日(水)は、旧暦の大晦日です。大晦日の夜に食べるものといえば「年越しそば」。長寿や幸運を願って年越しそばを食べるようになったのは江戸時代といわれ、「みそかそば」「つごもりそば」「運そば」などの呼び名もあります。
その由来は、金銀細工師(金箔師)が作業中に飛び散った金粉を、そば粉を練って丸めたものにくっつけて集めたことから「金を集める縁起物」として食べられるようになったのだとか。また、そばが細く長いため「寿命が長くなる」という説もあります。
自宅で調理してもよし、おいしいおそば屋さんに食べに行ってもよし。いずれにせよ、年越しそばの食べ残しはご法度! 食べ残すと、新しい年にはお金に苦労するといわれているのでお気をつけくださいね。
さあ、18日の夕食は年越しそばをすすって、一年を締めくくりましょう。きれいにたいらげれば、新年を迎える準備はバッチリです。
2月19日(木)は、いよいよ旧暦の元日。月は新月となり、旧暦正月が始まります。お正月は日本のしきたりを実践するのに絶好の機会。ですが、旧暦をたしなむためとはいえ、特別な材料や準備が必要な風習を実践するのは難しいもの。そこで! 誰でもできることをひとつご紹介しましょう。それは、朝早く起きて水をくむことです。
元日の早朝、その年に初めてくむ水を「若水(わかみず)」といい、これを飲めば一年分の邪気を払い、若返るといわれています。若水は特別な場所でくむ必要はなく、キッチンの水道の蛇口から出る水で十分。
最大のポイントは、早朝にくむこと。昔は、水がもっとも澄むといわれる寅の刻(午前4時頃)に若水をくんでいました。年に一度のことですから、ここは寒さや眠気に負けることなく早起きを。
元日の早朝、若水をひと口飲めば、新年のエネルギーが全身を駆け巡るかのよう。それは、体験した人しか味わえない清々しさです。
さらに余裕のある人は、若水でお湯をわかして「大福茶(おおぶくちゃ)」をいれてみて。つくり方はとっても簡単です。湯のみに梅干しと結び昆布を入れて、煎茶でも番茶でもお好みのお茶を注ぐだけ。梅干しは長寿への願いに、結び昆布は「喜ぶ」と「縁結び」に通じています。一年の計は元旦にありといいますし、良縁や恋愛成就の願いを込めて大福茶をいただきましょう。
そうやって元日の朝を過ごすと、新年の新鮮な気で満たされ、昨日とはまったく違う空気を感じられるはず。清新な気持ちでスタートした新しい年に、うれしいことがたくさん起こりますように。
景山えりか(かげやまえりか) 暦文化研究家、星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部主宰旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。
著書:(講談社)。
ウェブサイト:http://www.cosmic-life.net
Facebook:自然とつながる暮らしかた
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