1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

平匡タイプをオトすなら◯◯が必須!「逃げ恥」の結婚術②【オタクにモテてもしょーがない 第3回】

ココロニプロロ / 2017年4月9日 10時15分

平匡タイプをオトすなら◯◯が必須!「逃げ恥」の結婚術②【オタクにモテてもしょーがない  第3回】

平匡タイプをオトすなら◯◯が必須!「逃げ恥」の結婚術

■残り物のハイスペック男をオトすなら…

今日の日本において、このようにそれなりのスペックの男性でありながら残ってしまう最大の原因は「極端な草食系」でしょう。まさに平匡などがその典型なのですが、自ら壁を作って恋愛に踏み込まないようにしているタイプということで御座います。

このタイプは自分から行動することが絶対にありません。「傷つくのが怖い」「恋愛にあまり興味がない」など原因は様々ですが、恋愛に積極的な方からすると信じられないほど、自分から動くことがないのです。

ですので、このタイプの男性と付き合おうと思ったら、こちらからアグレッシブに行動をしていかなくてはなりません。
女性の方の恋愛というのは、多くの場合において「向こうが口説いてくれるようにお膳立てをする」というものでしょうが、こういうタイプの男性の場合、残念ながらどれほど女性が頑張ってお膳立てしても向こうから誘うことは御座いません。半ば強引にこちらからグイグイ行かなくては結婚はおろかデートすら出来ないのです。

まさに逃げ恥がそのお手本のような例であり、みくりが「事実婚の提案」「好きと言う」「恋人宣言」「ハグを要求」などをしているだけではなく、伯母の百合も「新婚旅行を強制」するなど、みくりに協力する行動をしております。また同僚3人組も意図してこそいなかったでしょうが、様々な角度からプレッシャーをかけ続けておりました。

逆にいえば、ここまでしなければ独身のプロである男、は動かないのです。

正直に言って、こういったタイプの男性と男と恋愛をするのは結婚前も結婚後も大変でしょう。
こちらが全てをリードしなくてはいけないのも大変ですが、そもそもにこういったタイプの男性は「傷つくのが怖い」という気持ちが強すぎるので草食系になっていることが多いのです。つまりそれは「恋愛で物凄く傷つきやすい」ということ。リードした上、さらに傷つかないように繊細に扱わなくてはいけないのですから、みくりのすごさを感じます。

ただし、この手の「独身のプロ」タイプの男性は、確かに「面倒」ではあるものの「難易度が高い」というわけでもないのも事実でしょう。

というより「極めて難易度が低い」と言った方が適切かもしれません。

確かに多少の面倒くささはありますが、手を繋ぐだけでドキドキしてくれますし、布団に残った匂いで興奮、ちょっとハグをすれば「これまでの態度はなんだったのか」と思うほどベタベタしてくる。

私は別に平匡を否定したいわけではないのですが、客観的にみて「極めてちょろい男」だと思います。

子供の頃におもちゃを買って貰えなかった子供が、大人になって経済力がつくと、常軌を逸脱した買い方をすることが御座いますが、あれと構造としては似ているでしょう。

■津崎夫妻の結婚生活が不安な理由

私は平匡は「結婚相手」として考えると”かなり危険な相手”であるのではないかと考えております。

そのため、みくりと平匡の結婚生活が円満に維持できるかと聞かれれば、首を傾げざるを得ません。それでは私が「平匡は結婚相手として危険」と考えた理由をご説明させていただきます。

1つ目の理由は、極めて高い家事レベルを要求してくること。
そもそも彼は月額19万円もの大金を「家事のために使う」ほど、家事に対しての要求が高い男なのです。
作中では、結婚後のみくりの家事のクオリティに文句を言っていましたが、みくりの家事には納得できない場合、おそらく彼は自分で家事をするか、みくり以外の家事代行サービスを使うことでしょう。
こういった「家事の要求水準」の違いは、極めて高い確率で不和をもたらします。特に共働きで家事を”分担”する場合はその傾向が顕著です。
平匡と同じくらい、家事レベルを気にするかたであれば良いのですが、そうではないと家事のことで高確率で喧嘩になることと思います。

2つ目の理由は、恋愛に対しての免疫がない、ということ。
私見ですが、私が逃げ恥を読み終えた最初の感想は「平匡さんは浮気しそう」で御座いました。
確かにドラマでも漫画でも、物凄くラブラブな感じが伝わってきて、仲の良い夫婦になるだろうな、と感じたのですが、平匡さんのように童貞を拗らせた方というのはよくも悪くも、恋愛に対しての「免疫」が極めて低いのです。
彼のようなタイプは「バリバリセクシー」みたいな女性には興味を持ちませんが、オタサーの姫に代表されるような「ぶりっ子」に極めて弱いような気がしてなりません。

平匡さんのように壁を作っている男性にありがちなのですが、こういった男性というのは一度、壁の内側に入ってしまった相手に対して物凄く弱いのです。みくりのようにアグレッシブな女性が平匡にアタックをかけたら、コロッと浮気をしてしまいそうに感じました。

3つ目の理由は、回復力が低い、ということ。
そもそも結婚生活において「ずっと円満」なんていうことはあり得ません。どんなに仲の良い夫婦であったとしても、必ず大きな喧嘩や倦怠期、離婚の危機というものを経験しております。

それでは「仲の良い夫婦」が一体どんな夫婦なのかといえば「回復力が高い夫婦」であると私は考えております。

簡単にいえば「喧嘩をしない夫婦」ではなく「喧嘩をしても仲直りができる夫婦」ということで御座います。結婚生活においては何かしらのトラブルは必ず発生しますが、そんな時に「関係を回復させることができる夫婦」であれば、関係は長続きすることでしょう。

ですが、例え普段はおしどり夫婦と呼ばれるくらい仲の良い夫婦であったとしても、トラブルの時に関係を回復出来なのであれば、結婚生活は決して長続き致しません。

平匡は物語の後半、みくりと結婚をしてからというもの子供のようにはしゃぎ物凄く仲の良い夫婦のように見えましたが、結婚生活で重要なのはそういった「一瞬の愛情」ではなく、どれだけそれを回復させることができるかということで御座います。

そう考えると、何かトラブルが起こる度にふさぎ込んでしまうタイプの平匡さんが「回復力の高い男性」だとはあまり思えません。これが平匡さんの結婚が不安な3つ目の理由で御座います。

プロフィール

ラブホスタッフ上野さん
豊かな知見と人間観察眼をもとにした悩み相談への深みある回答が人気を集め、Twitterのフォロワー数は20万以上を誇る。漫画『ラブホの上野さん』(漫画:博士/原案:上野)の原案もつとめ、書籍は現在4巻まで発売されている。同漫画は2017年1月よりフジテレビ系にて本郷奏多主演で連ドラ化。

★オフィシャルブログ:「ラブホの上野の休憩中」
★Twitter:@meguro_staff

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください