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男の浮気は直らない?彼の「唯一無二の存在」になりたい人必見の恋愛心理学

ココロニプロロ / 2017年5月13日 10時15分

男の浮気は直らない?彼の「唯一無二の存在」になりたい人必見の恋愛心理学

男の浮気は直らない?彼の「唯一無二の存在」になりたい人必見の恋愛心理学

波瑠さん主演『あなたのことはそれほど』(TBS系)が、「主人公がぶっ飛んでいる」と話題を呼んでいます。

今まで妻が不倫するドラマは、夫側も不倫していたり、DV癖があったり、その結婚から逃げ出したくなるような抑圧がありました。

しかし、この作品の主人公・美都の夫は愛妻家。結婚生活に抑圧など一切ないにも関わらず、美都は「憧れの人の本命になりたい」という欲求からたやすく一線を越えてしまいます。

■不倫する人は誰を愛しているのか

残念ながら、美都の憧れの人・有島光軌にとって美都は「本命の相手」ではありませんでした。
その証拠に光軌が既婚者だと知った美都が、結婚指輪をはめ、「私も結婚しているの」と告白したら、にっこり笑って「よかった」と答えます。

この「よかった」は、結局のところ「共犯でよかった」という意味にすぎません。
つまり、「ただの遊び相手でしかない」と言っているのと同じなのです。

女性にとって「一線を越える」というのは、ある程度以上の愛情がないとできない人がほとんどでしょう。
そのため、一線を越えた時点で「私は相手にとって、特別な存在なのだ」と思ってしまいがち。

でも実際には、深い愛情がなくても一線を越えられる男性はいます。
光軌は特に、最初から美都を「遊び相手」としか認識していないようです。美都が自分をどう思っているか、気にする素振りすらありません。

同時に、婚姻契約で誠実義務を誓っているにも関わらず、それを果たす気がない…。
美都だけじゃなく妻への愛情も「その程度」で、「欲望を満たしたい自分」しか愛していないのです。

■ロマンティック・ラブ・イデオロギーは幻想か

理想の異性たった一人をただひたむきに愛するという思想を「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」といいます。
浮気や不倫をする人は、このような考えを持つことはできないのでしょうか。

浮気や不倫をする人の中には、一生そのままという人もいるでしょう。
ただ、一夫一婦制の国では、多くの人が性的に奔放であり続けることより、いずれ「信頼できる一人」と長期的な関係を築くことを求めるようになるものです。

この「信頼できる一人」とは、お互いを深く理解し受容し合える存在であり、人生における価値をわかち合える相手を指します。

そんな人はなかなかいません。
だからこそ特定の異性を「信頼できる一人」だと確信したとき、この人を失いたくないという想いが働きます。
そういう想いが裏切りを退け、相手に対して真摯に向き合う姿勢や、思いやりにつながっていきます。

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