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3月21日は春分の日!新しい自分をスタートさせるチャンス【恋占ニュース】

ココロニプロロ / 2015年3月19日 10時15分

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3/21は春分!新しい自分をスタートさせて

暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?

3月21日(土)は「春分」です。太陽が真東から昇って真西へ沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになることで知られていますね。この日を境に、だんだんと昼の時間が長くなり、ようやく寒さから解放されて、ぽかぽかとした春らしい気候が続くようになります。

以前「秋分の日」について書きましたが、春分の日も必ず彼岸(ひがん)の中日(ちゅうにち)にあたります。「彼岸」とは、春分(もしくは秋分)の日を真ん中にして、前後3日間を合わせた7日間のこと。

今年の場合は、

彼岸入り:3月18日
彼岸中日:3月21日
彼岸明け:3月24日

となっています。

春分の日は、季節の節目を示すと同時に祝日です。国民の祝日に関する法律では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」と定めています。本格的な春の訪れを告げるこの日は、街路樹や公園など、身のまわりの自然に目を向ける良い機会。小鳥たちの鳴き声、アスファルトを突き破って生えてきた草、ご近所の塀越しに見える咲き誇った花々。自宅周辺や最寄り駅までのいつもの道に自然の小さな営みを感じることで、自分自身をイキイキとした自然のエネルギーで満たしましょう。

「春分」は、季節の節目を表す二十四節気のひとつです。そもそも二十四節気とは、地球が太陽のまわりを回る軌道上の位置を15度ずつ24等分したもの。その起点(0度)が春分です。地球が太陽のまわりをぐるりと1周してスタート地点にもどる春分の日は、いわば地球レベルの元日といえます。

事実、イラン暦では、新年が始まるのは春分の日です。それも秒単位まで正確に計算をして、天文学的に太陽が春分点を通過した瞬間に年が明けます。

西洋占星術においては、12星座の先頭を行く牡羊座(白羊宮)に太陽が入る日。星占いでも、春分の日がお正月というわけです。

また、お正月ではありませんが、ユカタン半島にあるマヤ文明の遺跡、チチェン・イッツァのピラミッドには、春分(秋分)の日の太陽が沈むときにだけ、太陽光に照らされた階段にヘビのような影ができ、「マヤの神(最高神・ククルカン)」が降臨するといわれ、大勢の観光客が押し寄せることで有名です。

こうして世界を見渡していけば、いかに春分が重要な節目であるかがわかります。日本では「一年の計は元旦にあり」といいますが、宇宙(地球)のリズムで考えるならば「一年の計は春分にあり」といえるかもしれませんね。

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