流星群、スーパームーン…七夕の後に楽しみたい2017年下半期の天体ショー
ココロニプロロ / 2017年7月7日 11時45分
今日は七夕ですね。織姫と彦星の一年に一度の逢瀬、と思うと「今夜は晴れてほしいな」なんて、ロマンチックな気分になる人も多いのではないでしょうか。
ここ最近、七夕の日に笹を飾るお宅はあまり見かけませんが、商店街やショッピングモールなどにディスプレイされた笹の葉に、願い事を書いた短冊を飾るのも、童心に帰ったようでまた楽しいものですよね。
■七夕伝説のホントの話ところで、七夕の伝説って、ちゃんと覚えていますか?
「働き者の天上人、織女と牽牛が恋に落ち、夢中になり過ぎて仕事を全くしなくなり、怒った神様が二人を天の川で分け隔てた。しかし心を入れ替えた二人を見て、一年に一度、七夕の日だけは会うことを許された」(諸説あり)
多くの人が知っているのは、これくらいのざっくりしたイメージなのではないでしょうか。
しかし実際のところは、細かい部分が違っていたりするんですよね。
例えば
・織女は絶世の美女のイメージだが、仕事熱心過ぎてオシャレも化粧もしない地味な女性だった
・織女と牽牛は恋人同士ではなく夫婦
・しかも神様によるお見合い婚(天の思し召しだからある意味運命の出会い?)
・七夕の日に雨が降ると二人は会えないのではなく、カササギという鳥の群れがやってきて天の川に橋をかけるので、実はちゃんと会えている(諸説あり)
らしいんですよ!
織女がワーカホリックな女性というのはなんとなく親しみが湧くし、七夕が雨の日でもちゃんと二人は再会できていると思うと、ちょっと安心できますね。
さて、天の川を隔てた織姫星(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)、そしてもう一つの星(はくちょう座のデネブ)を結ぶと、この季節の風物詩「夏の大三角」が見られます。
この三つは大きく明るく輝いているので、晴れた夜ならどの地域でも見つけやすいはず。空の高い位置にあり、光害の少ない地域であれば天の川も併せて見られるので、星空鑑賞デートなどもいいのでは。
今年の下半期は、その他にも天体観測が楽しみになるタイミングがたくさんあります。
◎8月8日:部分月食
午前2時~夜明け前、南西の空で部分日食が見られます。最大に欠けるのは3時40分頃。あまり大きくは欠けないようですが、夜更かし、もしくは早起きして見たいところですね!
◎8月13日:ペルセウス座流星群
ペルセウス座流星群は、ほぼ毎年見られる恒例の天体ショー。今年の見頃は12日夜半~13日の明け方だそうですよ。
月が一晩中出ているため夜空は少し明るめですが、月に背を向けていれば見やすいはず。ペルセウス座付近から放射状に星が流れるので、その中心点を見つければ、たくさんの流星を目にすることができるのだとか。
◎10月4日:中秋の名月
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