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「愛してたって、秘密はある」状態を許せる?恋人間のプライバシーの心理学

ココロニプロロ / 2017年7月22日 13時15分

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福士蒼汰さん主演のドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日テレ系)がスタートしましたね。

主人公の黎(れい)は司法修習生。交際中の爽(さわ)からプロポーズされ結婚を決意します。
実は黎には、誰にも言えない秘密がありました。それは11年前、父の暴力から母を救うために父を撲殺した過去。

結婚の準備を進める黎の元に、差出人不明のメールが届きます。そこには、誰も知らないはずの11年前の事件のことが書かれていて…。

◆「秘密」は意図せず生まれる

好きな人が秘密を持っていたら、悲しいと感じる女性は多いでしょう。
一方で、「朝食に何を食べたか」レベルまでオープンにする必要はない、という人がほとんどかと思います。

また、当人は「取り立てて言う必要はない」と思っていたけれど、後で相手の耳に入ったときに
「言わないでいたのは、後ろ暗い気持ちがあるからなのでは?」
との疑いを持たれてしまうような事態って起こりがち。

つまり「言わないこと」は、本人の意図と反して「秘密」に成長するケースがあるのです。

どうしたら、このように様々な要素が絡んでくるプライバシーを上手に取り扱えるのでしょうか。

◆尊重できる自分になる

そもそも、人はなぜ、秘密を持たれると悲しくなるのでしょうか。
それは、胸中を打ち明けてもらえない=信頼されていない、と感じるからです。

しかし秘密は、必ずしも後ろ暗い気持ちがあるから生まれるわけではありません。
恥ずかしいとか、その必要がないとかで、結果的に「言わない」という選択をすることもあるんですね。

二人の関係にとって「影響の大きい出来事」ならば、きちんと共有する必要があるでしょう。
でも、どこまでを見せて、どこから自分だけのものとするか。
それは当人が決めるべきであり、恋人といえども干渉してよいことにはなりません。

そのため、ある程度プライバシーの尊重は必要で、それは人として大事な礼儀といえるでしょう。

とはいえ、隠れて何をしてもよいということにはなりません。
自分だけの時間・都合・人間関係を持つにしても、相手への裏切り行為やDV行為にならないことが大前提。

その上で必要なのは

・自分や相手が傷つくような隠し事をしないように、お互いを深く知り合う
・お互いの価値を理解し合う

この2点です。

どこまでをオープンにするか、二人だけのルールを定めること。
同時に、価値を相互承認することで「何が起きても私たちは大丈夫」と思えるような信頼関係を築く。

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