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恋愛モチべーションが急上昇!? オトナ女子に今、おすすめしたいマンガ3冊

ココロニプロロ / 2017年7月29日 13時0分

『天は赤い河のほとり』(小学館/篠原千絵)

これぞ筆者のおすすめの大本命作品!壮大なスケールと読了感が欲しい方には絶対読んでいただきたいと思っています。

主人公・夕梨は中学3年生。ある日、ひょんなことから水の中に引き込まれ、たどり着いた先はなんと古代オリエントのヒッタイト帝国。
帝国は後継者争いの真っただ中で、夕梨は皇后の呪術の生贄のために呼ばれたのでした。いきなり命の危機を迎えますが、皇后が呪い殺そうとしている第3皇子カイルに救われます。

見目麗しく人望のあるカイルは、第3皇子でありながら王位継承の最有力候補者。皇后が夕梨を狙う理由を知ったカイルは、彼女を寵姫ユーリとして匿うことに。

ユーリは元の時代の日本に帰ることを励みに暮らしていましたが、たび重なるトラブルで思うようにいかず涙することも。
一方、山あり谷ありな日々の中で戦の女神としての功績を上げ、民衆からの人望だけでなく、カイルの深い愛を一身に受けるようになります。

家族のもとに帰ること。古代オリエントの時代に残り、カイルを皇帝にして支えること。それはユーリにとって人生を賭けた選択。
何よりも、寵姫と空席である正妃の身分差はカイルへの想いを妨げるクサビとなり…。

身分差・タイムスリップ・王宮ネタとベタな少女漫画のように思うかもしれませんが、作者である篠原千絵さんの歴史好きや取材により練られたストーリーは、ただのファンタジーではありません。

古代エジプト史とも絡んでくるため、オリエンタルな雰囲気に酔いしれることもできます。緻密な絵柄もあり、あっという間に引き込まれるので、がっちりしたマンガを読み込みたい方に全力でおすすめします。

■マンガで心をリセットして

おすすめ作品は他にもたくさんあるので、機会があったらまたご紹介したいと思います。
疲れたなあ、元気が出ないなあと思ったら、マンガで心をリセットしてみましょう。

オトナだって、たまには恋に恋していいんです!

ライタープロフィール

saki
たまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。

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