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日傘をさしても焼けるのはなぜ?本当に日焼けしないパラソルの選び方

ココロニプロロ / 2017年8月24日 10時20分

日傘をさしても焼けるのはなぜ?本当に日焼けしないパラソルの選び方

日傘をさしても焼けるのはなぜ?本当に日焼けしないパラソルの選び方

夏も終わりに近づいていますが、まだまだ日差しが強い日もありますよね。そんな時期の必需品「日傘」をキチンと選んでいますか?

デザインと価格でチョイスしている人が多いかと思うのですが、実は日傘にはいろいろな規格があって、日光を遮断するのは「一級遮光日傘」というものなんですよ。

えっ?何それ?知らない!という人のために、今回は日傘のあれこれを詳しく解説します。

◆日傘を選ぶときはココをチェック

まず、日傘をよく見ると「UVカット率」が書かれています。これは文字通り、紫外線をカットする効果なので、UVカット率が高ければ高いほど、日焼けしにくいってことになります。

そして「遮光率」。こちらは可視光線という人間の目に見える光を遮る率です。日よけのためには、遮光率を参考にしてください。

「遮光一級日傘」とは、遮光率99.9~100%で光を通さない生地を使った日傘のこと。他のものと比べてお値段は高めです。

◆シチュエーション別に日傘を選ぶ

春先から初夏にかけては、UVカット率の高い一般の日傘で充分だと思います。ただ、真夏の猛暑日や日差しが強い時間帯に外に出る場合は、遮光率の高い日傘を選ぶのがおすすめ。

太陽の光をすべて遮断するので、日陰のように涼しいのも特徴です。時期とシチュエーションによって使い分けるといいでしょう。

◆日傘の色選びは?

黒い日傘=紫外線カット率が高い、というのが通説となっていますが、遮光率の高い日傘は、基本的にどんな色でも効果が変わらないそうです。

ただ、黒い日傘の場合、生地が熱を吸収しやすいのが特徴。白やシルバーのような反射しやすい色のほうが生地が熱くなりにくいので、おすすめです。

◆外だけじゃなく内側の色にも注目

日傘はもちろん、太陽の光が当たる外側にUV加工なり、遮光加工なりが施されています。でも、それだけで大丈夫?内側に目を向けたことはありますか?

実は日焼けの原因には、アスファルトの照り返し、砂浜などの照り返しもあるんです。上から降り注ぐ紫外線と、下から攻め込んでくる紫外線があるってことですね。

そういうとき、日傘の内側が光を反射する白やシルバーだと、顔やデコルテあたりに紫外線を集めてしまいます。ですから、内側の色は、照り返しによる下からの紫外線を吸収する黒を選ぶといいでしょう。

◆終わりに

たいていの人が、何気なくデザインで選んでいる日傘ですが、実は解説してきたように、いろいろな工夫があるんです。

せっかく日焼け対策を頑張ったのに、気づいたら顔もデコルテも焼けている…しかもシミが…!なんて悲しすぎ。

好きな人に「肌がきれい」と思ってもらうためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ライタープロフィール

天野りり子
ライター/編集者
大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。
趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。

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