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鏡リュウジ×ジェーン・スー対談~今も昔も悩みは同じ!日本の女性たちが占いに求めるものとは?[前編]【恋占ニュース】

ココロニプロロ / 2015年5月28日 10時15分

鏡:そうですね。ただ、ハマるのはむしろ男性なんですよ。女性は英才教育を受けてるから(笑)。
男性は最初は興味ないふうなんだけど、1回や2回当てられたりすると、もうのめり込んじゃう。
占いに「のめり込む」「頼る」という言い方には若干ネガティブなニュアンスがありますけれど、それは近代における占いの立ち位置なんですね。
でも遡れば、ルネサンス期における占いは科学だし、西洋文化に大きな影響を与えたギリシャ神話は、星占いと切っても切れないもの。政治とも密接な関係があったといわれています。
今でも、お子さんが生まれた時に姓名判断や初宮詣をするのはごく普通のことでも、スピリチュアルな方向に行き過ぎると「ちょっと…」となる。そこがジェーンさんがおっしゃっている危険性、僕が一番気をつけているところでもあります。

ジェーン:占いにハマるのは「女性より、むしろ男性」という鏡さんの言葉に驚きました。
非科学的なものは信じない男性が多いイメージですが、否定する気持ちが強い分、一度入り込むと抜けられなくなってしまうのかもしれません。

そんな占いのプロ・鏡リュウジさんが説く、「占いとの上手な付き合い方」とは?
次回、その意外な方法でジェーンさんとの対談は白熱します!あなたも占いへの考え方が変わるかも?

(文=石橋真理)

鏡リュウジ

1968年、京都生まれ。国際基督教大学大学院修了。占星術研究家・翻訳家。
京都文教大学客員教授。平安女学院大学客員教授。
日本トランスパーソナル学会理事。英国占星術協会会員。
著書に『鏡リュウジ 星のワークブック』(講談社)、『オルフェウスの卵』(文春文庫)、共著 角田光代『12星座の恋物語』(新潮文庫)、訳書にヒルマン『魂のコード』(河出書房新社)、サバス『魔法の杖』(ヴィレッジブックス)ほか多数。

【PCサイト】鏡リュウジのルノルマン・オラクルカード

ジェーン・スー

東京生まれ東京育ち、生粋の日本人。
作詞家、ラジオパーソナリティー、コラムニスト。
音楽クリエイター集団agehaspringsでの活動に加え、TBSラジオ「ジェーン・スー 相談は踊る」を始めとしたラジオ番組でパーソナリティーやコメンテーターを務める。
著書に 『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)がある。

ジェーン・スーさん最新刊!
『ジェーン・スー 相談は踊る』(ポプラ社)

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