40代を目前にして感じる不安の正体は？切ない夜を知っている全ての女性たちへ

どんなに着飾っても若さには敵わないという言葉がある。でもね、それはもう戻らない過去だから。
だったら今を生きよう。
今だって、いずれはもう戻らない過去になるのだから。

いくつになっても初恋のような恋をしていい。結婚してたって目で恋をすることは誰にも迷惑はかからない。
大人の女性としての美しさと知性は絶大な恋の武器になる。会話している時の指先の動き、ケアが行き届いた髪の毛。

つけまつげで誤魔化していないナチュラルな睫毛、20代の頃とは違う体型はより一層女らしくて曲線が美しい。そして何よりも聞き上手な眼差し。
包み込むような温かな眼差しができるのは、30歳を過ぎてから。もっと言うと35歳を過ぎてからは深みというスパイスが加わる。

■不安を抱きしめているからこその魅力

「不安や焦りを手放して！」なんてチープな三流雑誌のようなことは言わない。
そういった不安が心の片隅にあるからこそ、どこか慎ましやかな魅力が醸し出されるのかもしれない。それはとても人間臭い「女の魅力プラスアルファ」。

全部ひっくるめてあなたなのだし、その魅力に意外とみんな気づいていたりする。
マイナスな気持ちを無理に排除しなくてもいい。弱い自分も、たまに出る意地悪な自分も素敵なあなたを作り上げる1ピース。

年齢を重ねることを怖がらないで。どんどん恋をしよう！
寂しくて泣いてしまうような切ない夜を知っている全ての女性たちへ。心から愛を込めて。

ライタープロフィール

オクトパス高橋
恋愛コラムニスト。様々な媒体にて執筆中。
悩める大人女子を救済すべく立ち上がった方向音痴のポジティブ伝道師。料理研究家の高橋わこうと同一人物説が出ていることを物凄く否定している。