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結婚相手を引き寄せるSNSのプロフ写真って?「不婚女子」C子の場合【ムンロ王子のシンデレラへの道10】

ココロニプロロ / 2017年10月2日 12時30分

今月ご紹介するカードは【STRENGTH:力】、大アルカナの「8番」です。

【STRENGTH:力】

強い意志や信念のもと、問題や障害を乗り越えて最後まで諦めない忍耐力を示します。

正位置では、そのような力がみなぎってパワフルに突き進んでいる状態にあることを意味し、逆位置では自信がなくて不安から悲観的になったり投げ出したりすることを意味します。
また、この「力」は物事を力ずくで解決することを警告しています。

■相手の望むことがわかれば理解し合える

コントロールされた「力」こそ大事であり、ただ闇雲に「力」を振りかざすと周りが見えずに自分の世界に入り込んで失敗する危険性もあるのです。

特に人を相手にするときは、どんなに強そうに見える人物でもその人のことを知り、望んでいることがわかれば理解し合えます。
それは恋も同じ。どんなに高望みだと思える人でも、相手の望んでいることを提供できたら、必要とされる存在になれるということです。

10月のシャンソン

『百万本のバラ』

加藤登紀子さんの訳詞と歌唱で有名なこの曲は、ロシア民謡として知られていますが、実は大国に翻弄されたラトビアという小国の悲劇を物語る悲しい曲です。

そもそもこの曲は1981年にラトビアの放送局が主催する歌謡曲コンテストで優勝した「マーラが与えた人生」が原曲。マーラとは命や母性を示す女神で、マーラは娘に生は与えたけれど、幸せはあげ忘れたという内容の歌詞でした。

それが、当時支配していたソ連にて、翌年1982年にカバーされ大ヒット。歌詞は変えられて、グルジアの画家ニコ・ピロスマニがマルガリータという名の女優に恋したという逸話に基づいたものとなり、そちらが加藤登紀子さんによって日本に紹介されたのです。

ここからはムンロ王子の解釈ですが、「赤いバラ」は共産党を代表する赤色を意味し、それを広場に敷き詰めて真っ赤に染めるとは共産党の支配下におくことを意味するのではないかと思います。

ラトビアの悲劇を嘲笑うかのように、あえてラトビアの曲にグルジアの逸話を重ね、さらに真っ赤なバラで埋め尽くすという、ソ連の傲慢さを象徴する歌のようにも聞こえます。

ちなみにムンロ王子は、加藤登紀子さんの詞にも疑問を持っています。小さな家とキャンバス以外何も持たない貧しい絵描きが百万本のバラを買って広場を埋め尽くした…とありますが、家を持っている時点で貧しいとは言えません。

さらに百万本ものバラを買うには1本100円として1億円、半額にしても5千万円はかかるわけで、確かに家を売ればそれくらいのお金は手に入るでしょうが、そんなものを買える画家を「貧しい」と言うのは不思議な感じがします。

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