結婚すると危険?理想の男性像「優しい人」「面白い人」の問題点
ココロニプロロ / 2017年9月25日 15時0分
ユウコ「私の元夫は“面白い人”でしたよ」
エミ「うちも会話がスマートだから、面白かった」
ユウコ「面白いのはいいんだけど、弁が立つから口では敵わないのがツラかったですね」
サオリ「ボケとツッコミで言うと、ツッコミのタイプだったのね?」
ユウコ「そう。何を言っても言い返されて、ケンカはいつも私が黙って終わる…。しかも人を丸め込むのがうまいの。言い訳も上手だし。最終的には、彼が何を言っても信じられなくなりました」
サオリ「難しいですね。無口すぎてもツラいし」
ユウコ「実はうちの父が超無口で、それがイヤだったんです。サービス精神もないし。それで面白い人を選んだら結局、離婚…」
“面白い男性”にもいろいろあるとは思いますが、口が達者な男性は、関係が悪化するとロクでもない夫になる様子。「話が面白いから」と選ぶと、後で泣きを見る可能性が…。
■結婚前には父親の性格を見直すべし
――お父さんの話が出ましたが、エミさんやサオリさんも、結婚にはお父さんの影響ってありましたか?
エミ「あると思います。うちの父は超真面目で無骨なんですね。スマートな男性とは対極で…」
サオリ「私の父は厳しかったんです。怒ると怖くて」
――みなさん、お父さんとは反対のタイプの人を選んだんですね?
エミ「本当にね。これから結婚する人は一度、自分の理想の男性像と父親の性格を見直したほうがいいかも」
サオリ「そうですね。そうしないと、恋愛はともかく結婚は危険だと思います」
エミ「そういえば、女友達のご両親がすごく社交的で、その反動で無口な男性と結婚したんだけど、彼女の実家に行くと旦那さんが超ぐったりしてて、申し訳ないって言ってました」
ユウコ「わかる。自分や親にとっての常識と、相手にとっての常識って違うからね…」
――いくら理想の男性像に当てはまっていても、育ってきた環境や家庭の文化が違いすぎると、お互いに疲れてしまうこともあるんですね。そのあたりの対処法も考えておく必要がありそう。
■結婚相手はほどほどの人に限る?
――最後に、これは言っておきたいってことがあったら教えてください。
サオリ「さっき出た“優しい男”“スマートな男”“面白い男”は親ウケがいいので、そういう意味でも気をつけてほしいなって思います」
エミ「外面がいいからね。うちの親も気にいってたみたいで、離婚したいって言ったら“あんたの努力が足りないって”怒られました」
ユウコ「たぶん本当は、あんまり理想とか持たないで、ほどほどの人を選ぶといいんですよね」
サオリ「難しいですね。それができたら失敗なんてしてないから!」
彼女たちの言う通り“ほどほどの人”を見つけるのって一番難しそう。結婚は一生に一度のことだから(例外はあるけど)、できれば“自分にとって最高の人”と結ばれたいなって思いますし。
でも、バツイチ女子たちの会話には、かなり役に立つ情報がちりばめられていたような。ぜひ彼女たちの教訓を参考に、結婚相手を選ぶ目を養ってくださいね。
ライタープロフィール
天野りり子
ライター/編集者
大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。
趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
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