『罪と罰』は、まさにデスノート×ギャルゲー!?②【ラブホの上野さんの「オタクにモテてもしょーがない」第6回】
ココロニプロロ / 2017年10月8日 11時45分
『罪と罰』は、まさにデスノート×ギャルゲー!?②【ラブホの上野さんの「オタクにモテてもしょーがない」第6回】
『ラブホの上野さん』でもおなじみ!Twitterで20万人以上のフォロワー数を誇るラブホスタッフ上野さんが、アニメや漫画、文学作品から学び取れる、現実世界でも通用する"モテの極意"を解説します。参考になる点も、反面教師にしたい部分も、上野さんならではの冷静な目線でズバズバ切り取ります。オタクにモテるだけじゃない、普遍的なモテの真髄がそこにあるはず…!?
■ドSだけど天使な幼馴染ポジション2人目はナスターシャ(本名 ナスターシヤ・ペトローヴナ)
彼女は主人公のラスコーリニコフが住むアパートの女中で、甲斐甲斐しく彼の面倒をみる女性です。
確かに彼女は口が悪く、作中での彼女の発言は「金払え」「早く起きろ」「仕事しろ」など、全体的にドMな男性が歓喜するようなセリフばかりなのですが、家賃を滞納しまくって大家から「あいつは警察に突き出すからほっとけ」と言われているラスコーリニコフをあれこれ世話する天使のような女性です。
簡単に言えば「口うるさく文句をいうけど、なんだかんだ甲斐甲斐しい幼馴染キャラポジション」と言ったところでしょう。作中で明確にラスコーリニコフへの愛情が示されることはありませんが、どう考えてもラスコーリニコフのことが大好きな女の子。あんなクズのことを好きにさえならなければ、きっと違った未来があったでしょうに……と思わずにはいられません。
3人目はソーニャ(本名 ソフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ )
彼女は家族(主に父親)のせいで売春婦として生計を立てる女性。
なお『罪と罰』が書かれた時代のロシアは、フェミニストが裸足で逃げ出すほど男尊女卑な社会であったこともあり、登場する男性キャラは全体的にクズばかりです。その中でもソーニャの父親の「マルメラードフ」は作中でも随一のクズ。
金を稼がない、娘を売春婦にする、娘が売春で稼いだ金で酒を飲んでしまう、というDV以外のありとあらゆるクズ行為を行う男です。
しかし、そんな家庭環境にありながら、それでもなお売春婦として家族を支え、さらに人生に絶望することもなく健気に生きる少女。それがソーニャ。
それでは簡単な人物紹介も終わったところで、『罪と罰』のあらすじをお話ししながら、この3人の女性から学ぶ「いい男と結婚する方法」をお話しさせて頂きます。
実は「いい男」と結婚する女性というのは大きく分けて3つのタイプしか存在しません。
1つ目のタイプが「ドゥーニャ型」
2つ目のタイプが「ナスターシャ型」
そして3つ目のタイプがその2人の複合形である「ソーニャ型」
ラスコーリニコフはどう考えてもいい男では御座いません。が、ラスコーリニコフの周りにいる女性は3人共いい男から愛される素質を持っておりますので、ぜひ3人の恋愛テクニックを学んで頂ければ幸いです。
3人の恋愛テクニックをご紹介… 続きは明日
プロフィールラブホスタッフ上野さん
豊かな知見と人間観察眼をもとにした悩み相談への深みある回答が人気を集め、Twitterのフォロワー数は20万以上を誇る。漫画『ラブホの上野さん』(漫画:博士/原案:上野)の原案もつとめ、書籍は現在4巻まで発売されている。同漫画は2017年1月よりフジテレビ系にて本郷奏多主演で連ドラ化。
★オフィシャルブログ:「ラブホの上野の休憩中」
★Twitter:@meguro_staff
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