「脈があるかわからない男」に惹かれてしまう理由は？その対策も伝授

【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門164】

約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。

好き好き言ってくる男性にはあまり興味がわかない。
脈があるかわからない男性ほど気になる。

気持ちはわからないでもない。
オレは男だが、男女逆にしても同じことはある。

しかし、非合理的な心理である。
好き好き言ってくる人を好きになったほうが、話は早いではないか…。

■想像してるほうが楽しい？

憧れの高級ブランドのバッグがあったとしよう。
（別に物は何でもいいので、バッグに興味がなければほかの物に置き換えて考えてほしい。）

ほしいけれど、高くて買えない。
もし買うことができたら…。持って歩くことができたら…。

想像するだけで楽しい。

…が！

いざ本当に買ってしまうと、想像よりたいしたことがなかったというのは、よくあることである。

いくら憧れの物であっても、何ヶ月も「とうとう手に入れた！」と喜び続けるのはムリがある。
使い続ければ、日常の一部と化す。

実際に手に入れるよりも、想像しているほうが楽しい。

心理学の本にも書いてあったが、人間にはどうもそういうところがあるらしい。

恋愛においても同じ。

いつでも付き合えそうな人とは、その気になれば付き合えるので、想像する余地がない。
脈がなさそうな彼ほど、付き合うことが難しいがゆえに、付き合うことになったら…付き合えたら…と自然に考えてしまう。

本当に付き合う以上に、幸せな想像をしてしまう。

脈があるかわからない人ほど気になるのは、そういうワケだ。

■あいまいな彼の本心

ところで、そういうはっきりしない男性は、いったい何を考えているのだろうか？

大きくわけて二つだが、いずれにせよ残念なお知らせである。

一つ目。

本当にあなたに興味がない。

好きじゃないから、誘ってほしそうな態度を見せても一向に誘って来ない。
かといって、告白されたわけでもないのに、はっきり興味がないとも言えないので、あいまいな態度を取らざるを得ない。

興味がない男性に言い寄られているときのことを考えれば、女性にもわかるのではないだろうか？

二つ目。

ずばり、コミュ障。

薄々好かれているのはわかっている。
好意的に思ってもいる。

だが、おとなしすぎるというか、暗すぎるというか、プライドが高すぎるというか…、とにかく心を開くことができない。
うれしいのに、それを態度で示すことができない。