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不倫に走る人の特徴とは?話題のドラマ『フリンジマン』を通して解説

ココロニプロロ / 2017年10月14日 10時45分

不倫に走る人の特徴とは?話題のドラマ『フリンジマン』を通して解説

不倫に走る人の特徴とは?話題のドラマ『フリンジマン』を通して解説

10月7日に『フリンジマン~愛人の作り方教えます~』(テレビ東京系)がスタート。板尾創路さん演じる井伏真澄が愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として、愛人の作り方を指南するドラマです。

井伏は22歳のときに初めて愛人を作り、以後、最高で同時期に11人の愛人と付き合っていたという猛者。
そんな彼に導かれ、愛人が欲しい男性たちは「愛人同盟」なるチームを作り、愛人確保のための活動を始めます。

■愛人に愛はない

以前、「不倫のメカニズム」について解説した記事を執筆しました。

その際にもお伝えしましたが、不倫をする理由は「本能」だけに留まりません。では、理由のひとつに「愛」があるかというと、それも違います。

ドラマでも、井伏は「愛人を愛することも愛されることも禁ずる」とハッキリ述べているんですね。
特に女性は「カラダを許す=そこに愛がある」と思いがち。しかし実際には男女共に、愛がなくても不倫はできちゃうものなのです。

■なぜ不倫をするのか

私は以前、とあるSNSの恋愛相談コミュニティーを管理運営していたことがあり、そちらを通して年間2千件以上におよぶ恋愛相談を承っていました。

不倫に関する相談も数多くありましたが、その際、頻繁に目にしたのが「自分以外にも不倫している人はたくさんいるんだから、やってもいいんじゃない?」という考えです。

これは「理由」としてはおかしいですよね。
例えば機密情報をちゃんと管理して守る、と公言している会社があったとして「漏洩事故なんてよく起こっているんだから、ちゃんと管理する必要なんてないでしょ?」と、あなたの個人情報をずさんに扱ったらどう思うでしょうか。

婚姻契約書はまさに「契約書」であり、そこで「誠実義務」を誓っています。
そういう約束をした以上、周りがどうあれ反故にしていいことにはなりません。一般常識のある人なら、当然理解できることでしょう。

つまり「みんながしているから別にいい」というのは、罪悪感を緩和するための「言い訳」あるいは自分都合の「正当化」でしかないのです。

本当の理由は別にあります。多くの場合、それは「自己不完全感を満たすため」なのです。

■自己不完全感が生み出すもの

自己不完全感とは、
「自分は何をしてもダメだ」
「自分は未熟な人間だ」
という思い込みに囚われてしまっている状態を指します。

そう言うと、井伏みたいな男性は愛人が何人もいて自信に満ち溢れているじゃないか、と思う人もいるでしょう。
この自己不完全感は、必ずしも「自信喪失」という症状として現れるわけではありません。本人がそれと気づかず噴出することもあるんですね。

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