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切ない夜はモードな秋色カラーの「ポテサラ」を!憂いを心の糧にして【恋する薬膳20】

ココロニプロロ / 2017年10月27日 12時30分

焦りと悔しさから彼女は、早く次の彼氏を見つけるために合コンに毎週参加することを決意。
しかし、求めれば求めるほど不思議と出逢いはないもの。だんだん虚しさを感じるようになりました。そのうちお酒の量も増えていきます。

行かなきゃいいのに、予定が空いて孤独を感じるのが怖くて、強迫観念に駆られながらの合コンの日々。
お酒での失敗も多くなり落ち込むようになります。体の調子も悪くなったある日の週末、女の子は家でゆっくり過ごすことを余儀なくされました。

あんなに怖かった一人ぽっちの土曜の夜。キッチンに立ち、ゆっくり自分だけのために料理を作ることに。
時間があるのでテーブルも丁寧にセットして、自分のペースで食事しました。

食後に豆乳たっぷりのコーヒーを飲みながら気づきます。怖いどころかとても快適で今の自分を「感じる」ことができているって。

本当はお酒なんか飲みたくない。好きになれそうもない男性に笑顔を振りまいて、誰かを好きにならなくちゃと焦ってばかりで空回りしていた自分が滑稽で、女の子は静かに涙を流しました。
涙はどんどん頬を伝い、そのうち大きな声で思いっきり泣きました。

散々泣いた後、心はすっきりと清々しく、本来の自分のままでいいんだと新たな一歩を踏み出します。男性ウケするようにと無理して履いていた高いヒールは靴箱の奥にそっとしまいました。

一人でゆっくりと過ごす時間を作ることは自分を愛してあげることでもあります。自分を愛せないと他人を愛することもきっと、できないでしょう。
あと、異性を「若さ」や「見た目」だけで選ぶような男性とは無理して関わらなくていいと思います。

さて、次は女の子がその夜作った「ポテトサラダ」のレシピです。

■モードな秋色カラーポテサラ

≪材料≫

・ノーザンルビー(ピンク)…中1個
・シャドウクイーン(パープル)…小3個
・厚めの燻製ベーコン…3枚
〇塩コショウ…少々
〇マヨネーズ…適量
オリーブオイル…大さじ1

≪作り方≫調理時間20分

[1] ジャガイモを洗い、皮をむき芽を取り除き、さいの目切りにします。

[2] 電子レンジで「蒸し野菜モード」もしくは、500wで7~8分温めます(電子レンジによって力の加減が違うので確認しながら)。

[3] フライパンにオリーブオイルを入れ、2cm幅に切ったベーコンを入れて焼きます。少し焦げ目がついたら取り出します。

[4] 2のジャガイモをボウルに入れ、フォークで荒めにつぶした後にベーコンを加えます。

[5] 4に〇の材料を入れてサックリと混ぜ合わせたらできあがり!

見た目のカラーとギャップのある燻製風味のポテサラでワインとのマリアージュにもGOOD!食事の時間を幸せに感じることでしょう。

■センチメンタルになったらとことん浸る

もう、いろいろパンクして疲れ切ってしまったら、お家にこもっていいんです。
焦ることも、人からどう思われるているかも気にしなくて大丈夫。思いっきり泣いて心もデトックス!
汗が心の涙なら、涙は心の汗!たまった毒は出しましょう。

ライタープロフィール

高橋わこう
出張料理人を経て、現在は手軽に旬の食材を用いた運気アップ料理を研究中。薬膳や青森津軽料理も取り込んだレシピで美人度アップ料理を目指す。国際薬膳食育師3級保持。猫と旦那さんとの核家族。恋愛コラムニストのオクトパス高橋と同一人物疑惑が出ている。
Instagram:waccochang

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