「CoffeeScript」の開発環境を用意して、サンプルを表示してみよう

CodeZine / 2012年2月13日 14時0分

Mac用インストーラー

 前回の記事では、CoffeeScriptの概要を説明しました。連載第2回目の今回は、CoffeeScriptを利用するために必要なツールをインストールし、実際にサンプルプログラムを動かしてみましょう。

■Node.jsのインストール

 CoffeeScriptを使用するには、まず開発環境へのNode.jsのインストールが必要です。OSによってインストール手順が異なるため、それぞれの環境ごとに手順を説明していきます。

Node.jsのWebサイト


●Windowsへのインストール

 Node.jsのWebサイトからWindows用インストーラーをダウンロードしてください(注1)。ダウンロードしたファイルを実行するとインストーラーが開くので、[Next]ボタンを押してインストールします。

Windows用インストーラー


 インストーラーが終了したら[スタート]メニューから[ファイルを指定して実行]を開き、「cmd」と入力して[OK]ボタンを押し、コマンドプロンプトを開いてください。コマンドプロンプトで「node -v」と実行してバージョン番号が出力されれば、インストールが成功しています。コマンドが認識されない場合は、いったんコマンドプロンプトを閉じてから再度開いてみてください(※編注:一部の環境ではPATH環境変数の反映に再起動が必要なケースがあるようです)。

●Macへのインストール

 Node.jsのWebサイトからMac用インストーラーをダウンロードしてください(注2)。ダウンロードしたファイルを実行するとインストーラーが開くので、指示に従ってインストールを進めます。

Mac用インストーラー


 インストーラーが終了したらFinderを開き、[アプリケーション]の[ユーティリティ]の中にある[ターミナル]を開きます。「node -v」と実行してバージョン番号が出力されれば、インストールが成功しています。もし、コマンドが見つからないというエラーが出る場合は、PATH環境変数に/usr/local/binが含まれているか確認してください。

●Linux、UNIXなどへのインストール

 LinuxやUNIXではソースコードからコンパイルする必要があるため、Node.jsのWebサイトからソースコードをダウンロードしてください(注3)。ターミナルを開き、ダウンロードしたファイルのあるディレクトリに移動し、以下の手順でコマンドを入力するとインストールが実行されます。以下の例はファイル名がnode-v0.6.10.tar.gzの場合のものですが、実際にダウンロードしたファイル名によって適宜読み替えてください。

$ tar zxvf node-v0.6.10.tar.gz $ cd node-v0.6.10 $ ./configure $ make $ make install (必要に応じてroot権限で実行)
 上記のコマンドがすべて終了した後、「node -v」と実行してバージョン番号が出力されれば、インストールは成功です。

注1、注2、注3
 トップページの[DOWNLOAD]ボタンをクリックし、表示されるポップアップウィンドウから目的のプラットフォーム向けのインストーラーまたはソースコードを選択します。



■CoffeeScriptのインストール

 Node.jsをインストールすると、nodeとnpmというコマンドがインストールされます。nodeコマンドを使うとコマンドラインでJavaScriptを実行できます。npmはNode.jsのパッケージマネージャで、npmコマンドを使って様々な追加パッケージをインストールできます。CoffeeScriptもnpmパッケージの一つとして提供されており、コマンドラインから次のように実行するとCoffeeScriptがインストールされます。

$ npm install -g coffee-script (必要に応じて管理者権限で実行)
 インストールに成功すると、リスト1のように出力されます。

リスト1 インストールに成功した場合の出力例
npm http GET https://registry.npmjs.org/coffee-script npm http 200 https://registry.npmjs.org/coffee-script /usr/local/bin/coffee -> /usr/local/lib/node_modules/coffee-script/bin/coffee /usr/local/bin/cake -> /usr/local/lib/node_modules/coffee-script/bin/cake coffee-script@1.2.0 /usr/local/lib/node_modules/coffee-script
 インストールに失敗した場合は、リスト2のように最後に「not ok」と出力されます。ここでは「permission denied」と表示されており、書き込み権限が無いことが原因であると表しています。このような場合は管理者権限で実行しなおしてください。

リスト2 インストールに失敗した場合の出力例
npm http GET https://registry.npmjs.org/coffee-script npm http 200 https://registry.npmjs.org/coffee-script npm ERR! Could not create /usr/local/lib/node_modules/___coffee-script.npm npm ERR! error installing coffee-script@1.2.0 npm ERR! Error: EACCES, permission denied '/usr/local/lib/node_modules/___coffee-script.npm' npm ERR! npm ERR! Please try running this command again as root/Administrator. npm ERR! npm ERR! System Linux 2.6.32-5-amd64 npm ERR! command "node" "/usr/local/bin/npm" "install" "-g" "coffee-script" npm ERR! cwd /home/nao npm ERR! node -v v0.6.10 npm ERR! npm -v 1.1.0-3 npm ERR! path /usr/local/lib/node_modules/___coffee-script.npm npm ERR! code EACCES npm ERR! message EACCES, permission denied '/usr/local/lib/node_modules/___coffee-script.npm' npm ERR! errno {} npm ERR! npm ERR! Additional logging details can be found in: npm ERR! /home/nao/npm-debug.log npm not ok
 インストールに成功するとcoffeeコマンドが使用できます。「coffee -v」と実行してバージョンが表示されることを確認しましょう。

$ coffee -v CoffeeScript version 1.2.0


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