UEI、HTML5/JavaScriptベースのゲームエンジン「enchant.js」にアバターシステムを追加

CodeZine / 2012年4月3日 12時35分

アバターの編集画面

 ユビキタスエンターテインメントは、PCやスマートフォンのWebブラウザ上で動作するHTML5/JavaScriptベースのゲームエンジン「enchant.js」に、開発者が自由に利用できるアバターシステムを、3日に追加した。

 作成したアバターは、走る、ダメージを受ける、特殊なワザを発揮するなどのアクションが可能で、6種類の髪色と10種類の髪型、48種類の服装、60種類以上の武器と帽子などのアクセサリを組み合わせて、合計2000万以上のパターンから、自分の作りたいゲームのイメージにあわせたアバターを探し出すことができる。

アバターの編集画面


 「enchant.js」では、従来アマチュアがゲーム開発するなかで最も大きな障害となっていた、グラフィックスを自力で用意しなければならないという問題に対して、当初から無料で利用可能なグラフィックス素材を添付して公開している。しかし、グラフィックスのパターン数そのものは少なく、個性を出すのが難しいという側面も存在していた。

 新たにアバターシステムを追加することで、ファンタジーゲームに登場する甲冑や、剣、レイピア、杖などの武器はもちろん、ネギやマグロ、メイド服やサンタ服、セーラー服やブレザーなど幅広いジャンルのゲーム開発を支援するための服装を用意し、個性的なグラフィックスを作成できるようになっている。

 今回のアバターシステムの追加は、同社がディーツー コミュニケーションズと2011年に開催した、プログラマを目指す青少年の育成を目的としたスマートフォン向けオリジナルゲーム開発コンテスト「9leap(ナインリープ)」の成功を受けて、5月1日からのスタートを予定している2012年度コンテストへの、投稿作品の全体クオリティを向上させるのが狙い。また、アバターシステムの追加にあわせて、背景画像やモンスターデータなども、無料素材として追加公開する。

 「enchant.js」は、同社が「9leap」コンテストのために開発し、2011年4月17日に公開したオープンソースのHTML5向けゲームエンジン。PC/Macはもちろん、Android/iPhoneなどクロスプラットフォームで動作するゲームエンジンとして、MIT/GPLのデュアルライセンスで頒布されている。プログラム本体に加えて、ゲーム作成に使用可能な画像素材や、音声素材なども提供する。


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