Mozilla、「Firefox 12」「Thunderbird 12」をリリース

CodeZine / 2012年4月25日 18時44分

 Mozilla Japanは、Windows/Mac/Linux版のWebブラウザ「Firefox」の最新バージョン「Firefox 12」と、メールソフト「Thunderbird」の最新バージョン「Thunderbird 12」を、24日の深夜にリリースした。

 「Firefox 12」は、新バージョンへの更新を簡単にするための方策の一環として、システムのセキュリティを確保しつつ、更新時にユーザーアカウント制御(UAC)ダイアログを出さないように変更を加えた。この変更によって、初回インストール時に一度許可を与えれば、以降は更新のたびにダイアログが表示されることはない。

 ほかにも、HTML5メディアコントローラの改良やパフォーマンスの改善、新しいタブページの試験的な実装、タブ一覧ボタンのデフォルト非表示など、改良が加えられている。

 また、Web開発者のための新機能や改良点としては、HTML5では複数行のツールチップ表示に対応し、CSS3ではcolumn-fillとtext-align-lastプロパティにベンダー接頭辞付きで対応。DOMに関しては、DOMParserがHTMLドキュメントの解析に対応するとともに、クエストのネットワークタイムアウトを簡単に指定できるよう変更を加えた。

 さらに、JavaScriptについては次世代JavaScriptのコア仕様である「ECMAScript 6」に向けて提案されているMap/Setオブジェクトに試験的に対応している。また、エディタ上でIMEを使った文字入力を行った場合に、編集の文字列が変更されたことを示すcompositionupdateイベントの直後にもinputイベントが発生するようにした。これによって、inputイベントハンドラを使って、日本語入力中にも未確定文字列を含めたフォームの入力内容を取得可能となった。

 組み込み開発ツールは、Webコンソールに直前に呼び出されたconsole.logを出力するなど、85以上の改良を行っており、Webコンソールからスクラッチパッド、スタイルエディタ、ページインスペクタ(HTMLパネル、スタイルパネル、3Dビュー)まで、使い勝手が向上している。

 「Thunderbird 12」は、新機能としてグローバル検索の結果に、メッセージの抜粋を表示できるようになった。また、RSSフィードの購読と全般的なフィードに関してさまざまな修正を加えるとともに、いくつかのセキュリティ問題を解決している。

 なお、開発者向けの変更点では、さまざまな形式のローカルメールストレージを提供するアドオンに対応した。


CodeZine

トピックスRSS

ランキング