エクセルソフト、統合開発パッケージの最新版「インテル Parallel Studio XE 2013」を発売

CodeZine / 2012年9月6日 12時3分

 エクセルソフトは、インテルの最新版コンパイラや、分析ツールなどをバンドルした「インテル Parallel Studio XE 2013」のWindows版およびLinux版を、6日に発売した。価格は、Windows版、Linux版ともに280350円(税込)。

 「インテル Parallel Studio XE 2013」は、インテルのC/C++コンパイラやFortranコンパイラ、パフォーマンス分析ツール、エラー検出ツール、パフォーマンス・ライブラリをバンドルした総合開発パッケージ。最新版の「2013」では、インテルXeon Phiコプロセッサのサポート(Linux版)や、「Microsoft Visual Studio 2012」のサポート(Windows版)を追加しており、効率的なマルチスレッド化を支援する、「インテルAdvisor XE」を新たにバンドルする。

 バンドルツールのうち、「インテル C++ Composer XE 2013」と「インテル Fortran Composer XE 2013」は、プロセッサの性能を最大限に引き出せるよう最適化したバイナリを生成し、従来バージョンよりも高速なバイナリ生成を実現。FortranやC/C++の国際標準規格や、OpenMP 3.1、IEEE754-2008(浮動小数点演算標準)に準拠しており、次世代プロセッサの拡張命令であるインテルAVX2に対応する。なお、バンドル版には、実行時にポインタに関する命令をチェックする機能を追加している。

 「インテル VTune Amplifier XE 2013」は、数クリックでパフォーマンス問題の原因を特定可能なマルチスレッド対応分析ツールで、最新版では新たにJavaアプリケーションの解析機能が追加された。ソフトウェア・スタック・サンプリングに加えて、インテルプロセッサのパフォーマンス・モニタリング・ユニット(PMU)を使用するハードウェア・スタック・サンプリングをサポートする。

 「インテル Inspector XE 2013」は、マルチスレッド・エラー/メモリエラーの検出ツールで、メモリリークやメモリ破壊、データ競合、デッドロックなどの問題をすばやく検出できる。最新版では、ヒープメモリ増加を検出する機能が追加された。

 「インテル Advisor XE 2013」は、マルチスレッド化の候補を見つけ出し、効果予測や問題の診断が可能な並列化と高速化のアドバイスツール。効果予測によって、もっとも投資効果の高い手法が選べる。

 「インテル MKL 11.0」は、BLAS、LAPACK、ScaLAPACK、スパースソルバー、高速フーリエ変換、ベクトル・マス・ライブラリなどを含む、数値演算ライブラリ。最新版では、データ・フィッティング関数を追加している。

 「インテル IPP 7.1」は、データ圧縮やコーデック、インテルAVX、インテルAVX2、AES命令のサポートを含む、動画や画像処理、信号処理、暗号化などのライブラリで、最新版ではイメージリサイズのパフォーマンスを向上した。

 「インテル TBB 4.1」は、スレッドをタスクに抽象化して、スレッド化を簡素化するC++テンプレートライブラリ。最新版は、新しいテンプレート関数によって、より再現性のある結果を取得できる。


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