グリッドデータをドラッグ&ドロップで操作し新しい表を作成する.NETアプリケーションを作る

CodeZine / 2012年12月27日 14時0分

ドラッグ&ドロップで作成したグリッドをExcelのワークシートに保存することができる

 「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」のC1TrueDBGridコントロールを使って、SQL Serverのデータベースから1つずつデータを取り出して新しい表を作成するアプリケーションを作成してみます。

■はじめに

 データベースのテーブルからデータを取得する際は主にクエリを使用しますが、クエリはあくまでも設定した条件に一致したデータを一括で抽出するのに使用します。条件さえ設定できれば自動的にデータを取り出せるので大変便利ですが、必要なデータを任意に1つずつ取得して新しいテーブルを作成する、という作業には向いていません。

 「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」のC1TrueDBGridコントロールは、複数のグリッド間でドラッグ&ドロップ操作を使用してデータをやり取りする機能を持っています。

 例えば、片方のグリッドでデータベースデータをすべて表示し、そこから必要なデータをドラッグ&ドロップでもう片方のグリッドにコピーするという操作が可能です。

 そこで、今回はこのドラッグ&ドロップ機能を使い、SQL Serverのデータベースから1つずつデータを取り出して新しい表を作成するアプリケーションを作成してみました。

上のグリッドにあるデータを選択し、


下のグリッドにドラッグ&ドロップでコピーする


作成した表はExcelブック形式で保存する


■対象読者

 Visual Basic 2005/2008/2010、またはVisual C# 2005/2008/2010を使ってプログラムを作ったことがある人。

■必要な環境

 Visual Basic 2005/2008/2010、Visual C# 2005/2008/2010、Visual Studio 2005/2008/2010のいずれかでプログラムが作れる環境。

 なお、本プログラムはWindows 7上で動作するVisual Studio 2010を使用して作成し、動作確認を行っています。

■プログラム実行時の注意事項

 本プログラムは、「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」を使用して作成しています。そのため、アプリケーションを配布する場合は、「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」のアセンブリファイルを添付する必要があります。これは、Common Language RuntimeのDLLをアプリケーションと一緒に配布するのと同じです。

 本記事のサンプルアプリケーションを正常に動作させるためには、次のファイルをインストールする必要があります。

サンプルファイルの実行に必要なファイル
(※は.NET Framework 4でのみ利用可) ファイル名 説明 C1.Win.C1TrueDBGrid.4.dll 本体アセンブリ(※) C1.C1Report.4.dll 本体アセンブリ(※) C1.Win.C1Report.4.dll 本体アセンブリ(※)
 このファイルを、プログラムを実行するフォルダに格納します。

 .NET Framework 2.0から追加されたクラスやメンバを使用しているので、.NET Framework 2.0以上のバージョンの.NET Frameworkがインストールされていることが必須条件です。

■コントロールのインストール

 「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」を使用する方は、Visual Studio、Visual Basic、Visual C#の開発環境に、「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」をインストールする必要があります。

 インストーラは、グレープシティのWebページからダウンロードできます。

 ダウンロードしたい製品にチェックを付け[申込フォーム]ボタンを押すと、「トライアル版申込フォーム」ページに移動しますので、「個人情報の収集および使用に同意する 」にチェックを入れ「同意する」ボタンをクリックします。

 トライアル申込フォームが表示されますので、必要情報を登録すると添付トライアルライセンスキーファイルとダウンロードサイトを記載したE-Mailが送られてきます。ここからダウンロードを行ってください。また、ダウンロードファイルは圧縮ファイルになっていますので、解凍してインストーラを起動します。

 制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。


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