日本IBM、クラウドサービス「IBM SmarterCloud」の機能を拡充

CodeZine / 2013年5月30日 12時28分

 日本IBMは、クラウドサービス「IBM SmarterCloud」の機能拡充のために、IaaSでクラウド基盤を提供する「IBM SmarterCloud Enterprise(IBM SCE)」と、アプリケーションの開発環境とアプリケーション・ライフサイクル全体の管理機能を統合したPaaSのクラウドサービス「IBM SmarterCloud Application Services(IBM SCAS)」の機能を強化し、6月28日に提供を開始する。

 「IBM SCE」は、全世界6か所のIBMデータセンターを連携・統合しつつ、世界中どこからでも同じサービスを利用できる企業向けパブリッククラウドサービスで、業界最高レベルとなるSLAで99.9%の高信頼性を提供し、経済性と高信頼性の両方を必要とする企業に適している。

 機能を強化した「IBM SCE R2.3」は、膨大なデータの保管に適したオブジェクトストレージを、すべてのユーザーが利用可能になっている。オブジェクトストレージは、オフィス文書、音声、画像、動画など、大容量データの保管に適しており、世界中のどこからでも保管・アクセスできる。また、Windowsインポート・コピー機能も、すべてのユーザーに対して提供する。

 これらの機能強化によって、ユーザー所有のWindows Serverを「IBM SCE」上に導入して使用可能となる。価格は、平均20%(64ビット構成、「コッパー」、Windows Serverの場合は39%)の値下げを行った。

 「IBM SCAS」は、クラウドアプリケーション開発環境と、アプリケーション・ライフサイクル全体の管理機能を統合して管理できるため、迅速かつ効率的な開発や、管理の負担およびコストの軽減を可能にする。

 IBMが推進する、パターン・ベースド・テクノロジーを実装し、アプリケーションの開発、構成、統合、保守などに必要な情報を、あらかじめ定義したパターンや仮想イメージを活用して、開発期間の短縮やライフサイクル管理の効率化、運用のセミオートメーション化を実現できる。

 機能を強化した「IBM SCAS R1.1」は、さらなる効率化を実現すべく、モバイルアプリケーション開発環境に適したパターンの追加や、稼働中のVMの監視などの機能を追加した。さらに、データベースパターンの機能を強化し、DBのスナップショットの取得や、クローニングに対応している。


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