アドビ、「Adobe Creative Cloud」のメジャーアップデートを提供開始

CodeZine / 2013年6月19日 10時30分

 アドビシステムズは17日(現地時間)、「Adobe Creative Cloud」へのメジャーアップデートの提供を開始した。「Creative Cloud」メンバーは、18日から新機能を利用できる。

 今回のメジャーアップデートでは、「Photoshop CC」「InDesign CC」「Illustrator CC」「Dreamweaver CC」「Premiere Pro CC」など15種類のデスクトップアプリケーションの次世代バージョンを提供する。

 「Photoshop CC」には、新しい「シャープ」ツールを搭載するとともに、デザイナー向けのワークフローを強化した。カメラの動きによってボケてしまった画像からブレを除去する「手ブレ補正ツール」や、テクスチャやディティールを浮き立たせる「スマートシャープツール」を備えており、「Adobe Camera Raw 8」には強力な制御機能を追加している。

 「Illustrator CC」は、文字を編集可能な状態を保ったまま、移動、拡大縮小、回転でき、マウス、スタイラスペン、マルチタッチデバイスに対応した「文字タッチツール」を新たに搭載するとともに、「ブラシ」を追加した。アートやパターン、散布ブラシにラスタ画像を含められるので、複雑で有機的なデザインを作成できる。

 ほかにも、「InDesign CC」は処理速度を大幅に向上し、「Muse CC」はブラウザ内での編集に対応した。

 「Premiere Pro CC」は、カラーグレーディング機能を強化し、カラーグレーディングのアプリ内からのダイレクトな適用を可能にしている。「After Effects CC」は、動画や視覚効果のアーティストにより豊富な選択肢を提供し、「Maxon Cinema4D」との強力な連携機能によって、3D作業も容易になった。さらに、「SpeedGrade CC」「Audition CC」「Prelude CC」「Story CC Plus」の新バージョンが加わっている。

 最新の「Edge Animate CC」は、ネイティブのHTML、CSS、およびJavaScriptで、アニメーションやインタラクティブコンテンツを簡単に作成できる。「Dreamweaver CC」は、直感的なビジュアル編集ツール「CSS Designer」を通じて、最新のCSSやプロパティを提供する。「Flash Pro CC」は、高速性と信頼性の改善のために最初から開発をやり直し、モジュール構成となった最新の64ビットアーキテクチャを採用した。

 なお、東京リスマチック、グラフィック、プリントパック、佐川印刷の4社が、すでに最新版「Adobe Creative Cloud」で作成したデータの出力に対応している。

 価格は、メンバーシップ個人版が年間契約の場合は月額5000円。「CS3」~「CS5.5」ユーザーには、最初の1年間は月額3000円とする特別提供版を用意する。「CS6」ユーザーなら、初年度月額2200円の年間プランを7月31日まで購入できる。


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