ASP.NET Identityのプロファイル情報のカスタマイズ

CodeZine / 2014年7月4日 14時0分

図11 更新後のAspNetUsersテーブル

 前回はVisual Studio 2013(以下VS2013)のテンプレートで生成されたWebフォームアプリケーションプロジェクトを使い、ASP.NET Identityの仕組みについて紹介しました。今回はプロファイル情報をカスタマイズし、画面で変更できるようにする方法を説明していきます。

■プロファイル情報のカスタマイズ手順

 前回まででASP.NET Identityの立ち位置とその大まかな仕組みを学びました。今回からは、より実践的な内容に入っていきましょう。

 まず今回は、必要なプロファイル情報を追加し、画面を使って編集できるようにしてみます。標準ではプロファイル情報としてユーザー名だけしかありませんが、実際のアプリケーションでは、他にも追加の情報を扱いたい場合がよくあります。

 プロファイル情報を追加するには、次の手順で作業を行います。

ApplicationUserクラスの変更 データベースのユーザー情報テーブルの変更 ユーザー情報管理画面の変更  今回は姓、名、誕生日をプロファイル情報に追加することとします。それぞれの手順を順番に細かく見ていきましょう。

 なお、今回は先日リリースされたVS2013 Update 2のテンプレートによって新たに作成したプロジェクト「CustomizedProfileFormSite」に対して変更を加えていきます。大まかな構造は前回までのIdentity 1.0のサンプルと変わりはありませんが、新機能追加に伴い変更された箇所もいくつかあります。詳しくは次回以降取り上げますので、楽しみにお待ちください。

■ApplicationUserクラスの変更

 前回述べたように、ASP.NET Identityではユーザー情報をModels\IndentityModels.csファイルに定義されたApplicationUserクラスで扱います。プロファイル情報をカスタマイズするには、最初にこのApplicationUserクラスに必要なプロパティを追加することから始めます。

 追加するのは姓、名、誕生日なので、それぞれのプロパティを自動実装プロパティとして追加します(リスト1)。

リスト1 ApplicationUserクラス(Models/IdentityModels.cs)
public class ApplicationUser : IdentityUser { public string FirstName { get; set; } public string LastName { get; set; } public DateTime? Birthday { get; set; } public Task<ClaimsIdentity> GenerateUserIdentityAsync(ApplicationUserManager manager) ...
 なお、姓、名、誕生日いずれも任意入力項目扱いとします。そのため、誕生日はnull許容型にしています。



CodeZine

トピックスRSS

ランキング