IoT時代を支えるプロトコル「MQTT」(前編)

CodeZine / 2014年9月16日 14時0分

図12. WiresharkによるMQTTパケット解析手順 その3

 本連載では、さくらインターネット研究所が独自に調査研究を行った3~5年先に必要とされる新技術とその在り方についてご紹介いたします。「明日にでも、すぐ実用!」という技術ではなく、少し先の未来の技術について情報共有致しますので、タイトルを「明後日の~」としています。今回は前回の『IoT時代に知っておくべきテクノロジーと課題』でご紹介しましたMQTT(MQ Telemetry Transport)について詳しく見ていきましょう。

■IoT時代に知っておくべきテクノロジー

 前回のおさらいを兼ねて、IoT(Internet of Things)を取り巻く環境について見ていきましょう。IoTは「500億台がつながる未来!」と壮大なビジョンが描かれているため、あらゆる産業で注目を集めています。しかし各産業にはすでにマーケットを持つ企業がいて参入障壁も存在しているのも事実です(図1)。

図1. IoTにおける成長分野と参入障壁を考慮した市場性メモ(再掲載)


 そしてIoT(Intenet of Things)はインターネットを経由してデバイス(モノ)がつながっていく世界です。そこではセンサデバイスからの情報収集や一斉同報通知など安全に通信するためのプロトコルが必要です。ここでセキュリティを考慮して「ユーザ認証」と「通信の暗号化」を実現できるプロトコルは、HTTPSとMQTTが現在有効な技術として残ってきます。

図2. IoT向け通信プロトコルの理解(メモ)


 ここでは普段なじみのないMQTT(MQ Telemetry Transport)のプロトコル詳細について見ていきましょう。



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