スズキ アルトエコ新車情報・購入ガイド ガソリン車でプリウス超の低燃費を実現した軽自動車【ニュース・トピックス:スズキ】

CORISM / 2013年2月28日 20時0分

スズキ アルトエコ

細かい努力の積み重ねが生んだ超低燃費33.0km/L!

 スズキは、軽自動車「アルト エコ」に、次世代環境技術「スズキグリーン テクノロジー」を採用した。その結果、2WD車はガソリン車ナンバー1の低燃費33.0km/Lを達成。新たに設定した4WD車は、30.4km/Lとなった。新型スズキ アルトエコは、3月4日より発売を開始する。

 ガソリン車燃費ナンバー1を奪取した新型アルトエコには、すでにワゴンRで開発済みのスズキグリーンテクノロジーが投入された。この低燃費技術は、高価なリチウムイオン電池を使った減速エネルギー回生機構「エネチャージ」や、13km/h以下になるとエンジンを停止する進化した「新アイドリングストップシステム」を採用したことによる。

 ただし、アルトエコの低燃費技術はそれだけではない。車両重量を2WD車比で20kg軽量化した。たった20kgと思うかもしれないが、まさに細かい軽量化の積み上げという地道な努力によるものだ。約9kg軽量化したボディに4kg軽量化したサスペンション、薄型化し冷却水含め400gの軽量化したラジエーターなど、まさにグラム単位で達成できた20kgのダイエットなのだ。

 さらに、エンジンは9月にフルモデルチェンジされたワゴンRに積まれるR06A型が、わずか6ヶ月でさらに進化。タイミングチェーンを細幅化することで、摩擦抵抗を減らすなどが施されている。

 これだけではなく、空力性能も向上させている。リアバンパーのデザイン変更や、リヤタイヤハウス前に空気の乱れを低減させる整流板を設置された。

 燃費だけでなく、内外装ともに専用のデザインが採用された。外装は専用デザインのフロントグリルをはじめ、シルバーのアクセントを随所に配したほか、内装にはライトグレーとブラウンを基調とし、標準車との差別化を図った。

 その他、ようやくというべきか、後席シートにヘッドレストが一部グレードに標準装備され、やっと普通に乗れるクルマになった。ヘッドレストは、追突事故などで首などへの傷害を軽減する役割りをもつ安全装備。ヘッドレストのないアルトエコの後席に乗るゲストは、もしもの時にリスクが高まるからだ。

 また、横滑り防止装置は、オプションでも装着できない。この装備は、軽自動車についても、新型生産車は2014年10月1日以降に新たに型式の指定を受ける自動車、継続生産車は2018年2月24日以降に製作される自動車に法律で義務付けられる。今回も安全装備の先取りは、見送られている。そういう視点からみると、スズキ アルトエコは、まだまだ燃費だけに特化したモデルという評価になるだろう。

新車情報はCORISM

スズキ アルト エコの主な改良点

■「スズキグリーン テクノロジー」を採用し、低燃費と軽快な走りを両立
・燃費向上に貢献するエネルギーマネジメント技術を採用
・独自の減速エネルギー回生機構「エネチャージ」
・既存のアイドリングストップ車専用の鉛バッテリーに加え、高効率なリチウムイオンバッテリーと高効率・高出力のオルタネーターを併用。発電に使うガソリンを減らし、減速エネルギーで発電するスズキ独自の減速エネルギー回生機構を採用した。
・より効率的に進化した「新アイドリングストップシステム」
 停車前の減速時、アクセルを離したときから燃料をカットし、さらにブレーキを踏んで13Km/h以下になると自動でエンジンを停止する新アイドリングストップシステムを採用して燃料消費を抑制した。また、アイドリングストップ中、蓄冷材を通した冷風を室内に送ることで車室内の快適性をより長く持続させる「エコクール」も採用した。
・20kg(2WD車比)の軽量化
 細部の部品一点一点にいたるまで徹底して見直しを行い、材料や構造の変更などの工夫を重ねて軽量化に取り組んだ。安全性や快適性を保ちながら20kgの軽量化(2WD車比で車両重量730kg→710kg)を実現した。
・パワートレインの高効率化
 従来型よりもさらに進化したR06A型エンジンを搭載した。タイミングチェーンの幅を細めることでフリクション(摩擦抵抗)低減を図ったほか、エンジン・CVT全体を一から見直し、薄型軽量ラジエーターの採用をはじめ、細部にいたるまで各部品を軽量化した。
 ワイドな変速比幅により、加速性能と燃費性能を高次元で両立する副変速機構付CVTをさらに改良。VVTなどエンジン制御にあわせてCVTの変速制御を最適化し、より効率の良い回転域での走行を可能とした。
・走行抵抗の低減 空気抵抗の低減
 リヤバンパーの形状変更や、リヤタイヤハウスに整流板を採用することで、抵抗となる空気の乱れを低減した。
・転がり抵抗の低減
 転がり抵抗を低減した新開発タイヤを採用。内部構造の最適化により空気圧を300kPaに設定し、乗り心地や静粛性など快適性を確保した。
・引きずり抵抗の低減
 ブレーキパッドスプリングにコーティングを施し、ブレーキの引きずり抵抗を低減した。
・新設定の4WD車も含め、アルト エコは全機種免税対象
・アルト エコ全機種に4WD車を設定。
 2WD車(33.0km/L※2)はガソリン車No.1※1、4WD車(30.4km/L※2)はガソリン4WD車No.1※1の低燃費を達成。

■アルト エコ専用デザインを採用
・専用フロントグリルなど、標準車との差別化を図ったエクステリア
・シルバーをアクセントとした、アルト エコ専用フロントグリルを採用。
・カラードドアハンドル(バックドアを除く)と、カラードドアミラー(ECO-S)をフロントグリルのフィンと同じシルバー塗装とすることで、アルト標準車との差別化を図った。
・ライトグレーとブラウンを基調とした、明るく親しみやすいインテリア
・ライトグレーとブラウンの組み合わせで、コントラストのある内装色とした。
・「エコドライブアシスト照明」を採用した専用メーターのメーターリングや文字盤、エアコン操作パネルに水色を取り入れた。
・シート表皮は、ライトグレーをベースに水色のアクセントを配した。
・機能や装備を充実させ、使い勝手や安心感を向上
・燃費効率が良い運転状態になると、スピードメーター照明色が青色から緑色に変化し、エコドライブ状態をひと目で確認できる「エコドライブアシスト照明」を採用。
・マルチインフォメーションディスプレイに、エコドライブ度を100点満点で採点する機能「エコスコア」を採用。
・電波式キーレスエントリーを標準装備。
・リヤシートヘッドレストを標準装備(ECO-S)。
・リヤワイパーを標準装備(4WD車)。
・運転席シートヒーターとヒーテッドドアミラーを採用(ECO-S 4WD車)。
・LEDサイドターンランプ付ドアミラー、キーレスプッシュスタートシステム、イモビライザー(国土交通省認可品)をセットでメーカーオプション設定(ECO-S)。

新型スズキ アルトエコ価格

・ECO-L 2WD CVT 900,000円 4WD 1,000,000円
・ECO-S 2WD CVT 1,000,000円 4WD 1,100,000円

2011年11月24日更新 スズキ、意地のクラス最高燃費を奪取する30.2km/Lを達成!

 スズキ、軽乗用車 アルトをベースに、ガソリン車トップの低燃費である30.2km/Lを実現した新機種「アルト エコ」を12月13日より発売すると発表した。

 アルト エコは、好評を頂いているアルトの機能や装備、使い勝手はそのままに、スズキの低燃費化技術を結集し、省資源・低燃費を徹底的に磨き上げて、JC08モード燃費ガソリン車トップの30.2km/Lを達成した。

 燃費アップのために、動力性能と燃費性能を高次元で両立させた新世代R06A型エンジンを採用。さらにエンジンおよび副変速機構付CVTの各パーツの見直しにより、フリクション(摩擦抵抗)低減。パワートレイン全体で燃費性能を向上させた。

 さらに、停車時に加え、停車直前の減速時からエンジンを停止する新アイドリングストップシステムも採用。ダイハツのミライースは、7km/h以下でエンジンが停止するのに対して、アルト エコは9km/h以下でアイドリングストップを開始するなど、僅かな燃費アップを積み重ねている。アイドリングストップ中でもハンドル操作をすることで再始動を可能にするなど、使い勝手をさらに高めているのも特徴だ。

 小さなボディも徹底した空気抵抗低減にこだわった。車高を15mm下げ、形状を変更したフロントバンパーの採。あらゆる部品を見直して車体の軽量化と走行抵抗の低減を進め、アルトの標準車に対して30%以上の燃費向上を実現している。既存のアルトG 2WD/CVT車に比べ約20kgの軽量化が施されている。

 その他、回転抵抗の低減として、軽自動車初のハブ一体構造車軸ベアリングのフロントへの採用をはじめ、リヤ車軸ベアリングも構造の見直しにより回転抵抗を低減。さらに、転がり抵抗の低減するために、新開発のゴムを採用した専用タイヤは、内部構造を最適化することで、空気圧をより高めて転がり抵抗を低減している。また、引きずり抵抗の低減したフロントブレーキパッドを採用するなど、細部にこだわった低燃費技術が織り込まれている。

 我々、ユーザー的には、もはや0.2km/Lの燃費差など、どっちでもいいと思うかもしれない。しかし、数字にこだわるのは日本人ゆえの性格なのか、それともエンジニアとしての誇りなのかは分からないが、スズキの熱い想いを感じさせる新グレードの追加だ。

 自動車のマーケティングには、ナンバー1理論というのがあるという。クルマが家電化し、複雑になったことで、ユーザーがクルマを選ぶ基準を自分で見つけられない現状がある。そこで、必要になるのがナンバー1という記号性。燃費ナンバー1、販売台数ナンバー1など、選ぶ基準を明確にして1番であることをアピールする。ナンバ-1=いいクルマ、失敗しない買い物であるという証明になるのだそうだ。

 難しい話はさておき、我々ユーザー側から見たら、健全な競争はよりよいクルマが安く買えることにつながるので歓迎すべきこと。この軽自動車燃費バトルは、今のところダイハツVSスズキ。この中に、ホンダが入っていないのが少々寂しく思える。

 さて、アルト エコのグレードは、シンプルな2グレード。どちらも、100万円を切るバーゲンプライス。アルトECO-Sに関しては、電波式キーレスエントリー[アンサーバック付]や、電動格納式カラードリモコンドアミラー、セキュリティアラームシステムなど充実装備なのも特徴だ。


<スズキ アルトECO価格>

アルト ECO-L  895,000円
アルト ECO-S  995,000円

CORISM(コリズム)

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