強烈!! 超ギラギラインパクト系な特別仕様車【マツダ ビアンテGRANZ(グランツ)新車情報】【ニュース・トピックス:マツダ】
CORISM / 2012年1月31日 8時8分
クラストップの大迫力スタイルに大変身したマツダ ビアンテ
マツダは、中型トールタイプミニバン「ビアンテ」に特別仕様車「GRANZ(グランツ)」を設定し、発売を開始した。
特別仕様車「ビアンテGRANZ」は、アイドリングストップ機能「i-stop(アイ・ストップ)」付きの上級グレード「20S」をベースに、マツダの新デザインテーマ「魂動(こどう)」のモチーフとなるシグニチャーウィングをフロントデザインに採用。 専用のフロントバンパーや大型メッキグリル、最上級グレード「23S」で採用しているインパネデコレーションパネルなどを装備し、存在感のある内外装となっている。
とにかく驚きが隠せないのは、このフロントフェイスのインパクト。今までのビアンテは、先鋭的なデザインを上品にまとめた感じがあった。しかし、このビアンテ グランツは、大きく力強いグリルをアピールすることで、大胆で迫力のあるスタイリングへと変貌している。ここまでベース車と違うと、まるで違うクルマのように見える。
このクラスのミニバンマーケットは、ヴォクシーなら煌シリーズ、セレナならハイウェイスターと、上品さと言うよりは迫力あるスタイリングをもつグレードが人気だ。そういう意味で、このグランツというグレードは、ビアンテの販売台数を牽引してくれるイメージリーダーとなる可能性が高い。特別仕様車というよりは、新グレードにしてしまうくらいでもいいと思う仕上がりだ。
また、価格はビアンテ20Sの249万円をベースに、専用パーツを装備、さらに17インチのアルミホイールまで装備され257万円と8万円のアップに抑えられており、ビアンテの価格帯の中で考えるのならリーズナブルな設定といえる。ビアンテの購入を考えるのなら、グランツを中心に選ぶといいだろう。
ちょっと注意しなくてはならないのが、グランツCと呼ばれるモデル。このグレードは250万円と、通常のグランツに比べ7万円ほど安い。そのかわりに、ヘッドライトはディスチャージライトからハロゲンへ、17インチアルミは16インチスチールなどへと装備が落ちている。価格差の7万円以上分装備ランクが下げられているようなイメージを受ける。どうせホイールはアフターマーケットで調達するし、など割り切れるならよいが、そうでない人は7万円を削ることを考えずにグランツを選んだほうが満足感は高いだろう。
実際に購入するとき、グランツは特別仕様車という枠になる。特別仕様車とはいえ、他のグレードと同等な値引きを期待したい。「特別仕様車は値引きしません」と営業マンにセンスのない言葉を言わせないように、最初は通常グレードから商談し、本命がグランツだと悟られないようにするといいだろう。また、しっかりと、セレナ ハイウェイスターやヴォクシー煌シリーズと競合させるのが基本だ。
また、「20S」(2WD)は、人気の高い「クリーンエアパッケージ」を標準装備として追加しながら、従来よりもリーズナブルな価格設定となった。
<ビアンテ特別仕様車「GRANZ」「GRANZ-C」の概要>
■ベース車:ビアンテ「20S」(2WD)
■「クリーンエアパッケージ」(「20S」には標準装備)は、「GRANZ」はオプション設定。「GRANZ-C」はオプション設定なし。
■共通特別装備
[エクステリア]
専用フロントバンパー(フロントロアグリル)+専用メッキトップバー&アッパーグリル
専用リアフィニッシャーモール(シルバー)
LEDリアコンビネーションランプベゼル(シルバー&ブラック)
マフラーカッター
ブライトモールディング(フロントバンパー/サイドシル/リアバンパー下部)
[インテリア]
インパネデコレーションパネル(ブラック内装:ヘアライン)
スカッフプレート(フロント用)
■「GRANZ」専用装備
215/50R17 91Vタイヤ&17インチアルミホイール
■「GRANZ-C」1専用装備
ハロゲンヘッドランプ(ロービーム:マニュアルレべリング[光軸調整]機構付)
205/60R16 92Hタイヤ&16インチスチールホイール+フルホイールキャップ
電波式キーレスエントリーシステム(アンサーバック機能付、リアゲート連動)&マツダリトラクタブルタイプキー×1(&ノーマルキー×1)
ボディカラー
「アルミニウムメタリック(特別仕様車専用色)」、「ブリリアントブラック」、「クリスタルホワイトパールマイカ(特別塗装色)」の全3色
■「20S」(2WD)の追加装備
クリーンエアパッケージ(「ナノイー」ディフューザー、アレルバスター搭載フィルター、消臭天井、リアヒーター)
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