1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

発電機付きインフィニティ初のミッドシップスポーツ シリーズハイブリッド【インフィニティ エマージE新車情報】ジュネーブショー出展車【ニュース・トピックス:日産】

CORISM / 2012年3月10日 10時10分

インフィニティ エマージ

シリーズ式ハイブリッドシステムを搭載したインフィニティのスーパーカー

 日産はジュネーブモーターショーで、インフィニティのスポーツカーインフィニティ エマージEコンセプトを発表した。

 このインフィニティ エマージEは、EVをベースとしたシリーズ式ハイブリッド車。エンジンで発電した電力を元にモーターで走行するタイプだ。排気量は不明だが、3気筒のエンジンを搭載して発電し、電力をバッテリーに供給する。エンジンは発電のみのようで、このエンジンを搭載することにより、EVでの長距離走行を可能としている。スズキがもつ、スイフトレンジエクステンダーと同様な仕組みだ。

 インフィニティ エマージには、出力402bhp(300kW)のツインモーターを搭載している。なんと、たった4秒で停止状態から時速60マイル(約96km)まで加速し、30秒で130マイル(約209km)/hへ加速する。スーパーカー並みの加速を誇る。

 優れているのは、シリーズハイブリッドとしての魅力だ。30マイル(約48km )程度であれば、搭載しているバッテリーでEVとしての走行が可能。つまり、これだけスーパーカーなのに短い距離なら、ゼロエミッションの移動手段としても使うことができるのだ。レンジエクステンダーとなるガソリンエンジンがツインモーターと連動した場合でも、CO2排出量はわずか55g/km。

 全長4.464m、二人乗りのインフィニティ エマージは、ツインモーター、リチウムイオンバッテリーパック、4つのインバーター、レンジエクステンダー付きの3気筒エンジンを搭載。これら全てが、インフィニティ特有の流れるようなデザインを特長とする、非常に空力性能が高く、軽い車体構造へ効率的にパッケージングされている。

 少し前の東京モーターショーをはじめ、最近の日産は、なにがなんでもEVというイメージが強かった。しかし、このインフィニティ エマージを見ている限りでは、EVをベースとしながらも航続距離を伸ばす新たな手段に着手し、より現実的なものへのチャレンジを開始する兆しにも感じられる。

 もともと、日産はリチウムイオン電池という優れた技術をもっているし、リーフで得たEVのノウハウもある。この電池を上手く活用すれば、複雑で制御が難しいパラレルハイブリッド型(プリウスなど)を開発するよりもエンジンは発電のみのシリーズ式の方が開発は容易だろう。このインフィニティ エマージから、日産がEVへの架け橋となるシリーズハイブリッドへの道を歩むのかどうか、とても楽しみなヒントが詰まった1台だ。

【関連記事】

この記事をCORISMで読む→

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング