超高齢化時代を見据えた国内唯一ユニバーサルデザインの新世代タクシー【日産NV200バネット タクシー新車情報】【ニュース・トピックス:日産】

CORISM / 2012年3月12日 19時19分

日産NV200バネット タクシー

誰もが便利に気軽に使えるタクシーのカタチを具現化し生まれたNV200タクシー

 老々介護、後期高齢者医療制度、年金問題などなど、超高齢化社会を迎える日本が抱える問題は数多い。そんな中、日産の商用車NV200をベースとしたタクシーが売れているという。このNV200タクシーは、なんと国内唯一のユニバーサルデザインタクシーになる予定だという。

 ユニバーサルデザインとは、簡単にまとめると言語や老若男女、障害などを問わず利用できるデザインや設計など施したものを示す。現実的には、障害者に使いやすものがほとんどだ。つまり、NV200タクシーは障害者にも便利なタクシーということになる。

 ただし、通常のタクシーに比べ車いすの乗り入れなど特別な装備が必要になり、コスト高となるためコストにシビアなタクシー会社などには敬遠されがちだ。ところが、先見の明があるタクシー会社によると、その利便性は明らかで、さらに新たなニーズも生まれたという。まず、ユニバーサルデザインタクシーであるために、通常のタクシーとしてだけでなく介護タクシーとしても使える。

 さらに、車いすの顧客から、気軽に通常のタクシー同じように使ってもらえる需要も増えた。老々介護の場合、高齢者が介護車両を購入し自ら運転するという、経済的・安全性・体力的にもリスクを伴っていたが、ユニバーサルデザインタクシーなら、そんなリスクも軽減される。中長期的にみるならば、やがて必ず訪れる超高齢化時代のビジネスチャンスともいる。さらに、こういった障害者への利便性だけでなく、ミニバンボディのメリットも大きい。観光地では、荷物の多い顧客からの指名も増えたという。

 日産は、NV200の2009年5月発売を開始。グローバル展開するモデルであった日産NV200について、多目的車としての使い方を社内で検討していた。ゆったりとした車内空間を持ちながら、低フロアである利点を生かしたユニバーサルデザインタクシーとしての使い方は出来ないかという提案が上がった。

 グローバルにみても、将来の超高齢化社会の到来を見据えて、先進各国が公共交通の一つとしてユニバーサルデザインタクシーの施策を進めてきていた。2008年に、国交省のもとで、5年に1度のバリアフリー新法改正のタイミングでユニバーサルデザインタクシーの検討が始まった。日産もこの検討に委員として参加し、国内向けのユニバーサルデザインタクシーとしての車両の開発を開始。

 コンセプトは、「みんなのタクシー」。一般のみならず、お年寄り、障害者、さまざまな顧客が快適に移動できる新型のタクシーである。2009年の東京モーターショーにおいて、日産および国交省の各ブースにコンセプトカーを展示し、タクシー業者・一般顧客・福祉関係の方々から多くの意見・要望を得た。以降、これらの内容を取り入れ、翌年の2010年の発表・発売した。

 この結果、日本国内におけるユニバーサルデザインタクシーの基準は、日産NV200バネットタクシーがベースとなり、現時点で、補助金を受けられる国内唯一のユニバーサルデザインタクシーが日産NV200バネットタクシーとなっている。また、国交省が4月1日に公布・施行の見通しであるユニバーサルデザインタクシー認定制度においても、日産NV200バネットタクシーが、本認定制度に合致する国内唯一のユニバーサルデザインタクシーとなる見込みだ。

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