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世界屈指スピード誇り、わずか333台のスパイダー【アウディ R8 GTスパイダー新車情報】【ニュース・トピックス:アウディ】

CORISM / 2012年3月25日 17時17分

アウディ R8 GTスパイダー

圧倒的な走りと、オープンボディの爽快感を融合したスーパーカー!

 アウディは、スーパーカーであるアウディR8スパイダー(Spyder)の限定生産バージョン「アウディR8 GT スパイダー」を4月下旬より発売する。このAudi R8 GTスパイダーは、世界で僅か333台のみが製造され、日本には10台が投入される。2011年7月に、同じく333台の限定車としてデビューしたR8 GTから、1年も経過しない内に矢継ぎ早に限定車の投入だ。まさに、絶好調のアウディを象徴している。

 アウディR8 GTスパイダーは、名前からも分かる通り、走りに磨いた限定車R8 GTをオープンボディにしたもの。つまり、R8スパイダーの中で最速であることを意味する。搭載されるエンジンは、R8 GTと同じく赤い結晶塗装が施されたシリンダヘッドカバーが印象的な改良型V10、5.2リッターFSI エンジン。標準モデルに比べて、最高出力は26kWアップされ、412kW(560PS)のパワーを発生する。最大トルクも10Nm強化され、6,500rpmで540Nmを発揮。0-100 km/h加速は3.8秒、最高速度は317km/hにまで到達する世界屈指のスピードを誇るスパイダーだ。

 当然、GTの名が付く以上徹底的に軽量化が施された。スポイラー、カナード、固定式の大型リアスポイラー、ドアミラーなどボディパーツにカーボンを多用。標準モデルのR8スパイダーよりも、約85kgの軽量化を実現。

 ギアシステムはシーケンシャル マニュアルトランスミッションの6速Rトロニック。停止状態からの発進時にホイールスピンを抑制し、素早いスタートを可能にするローンチコントロール プログラムも搭載されている。

 サスペンションは、より強化されたダンパーとスプリングを組み合わたT専用のスポーツサスペンションを装備する。車高は標準のR8 V10と比べて約10mmローダウンされ、スーパーカーらしいアグレッシブなスタイリングになっている。

 サーキット走行などより効果を発揮するブレーキシステムには、ベンチレーション機能を備えたカーボンファイバーセラミックディスクを標準装備。通常のスチール製のディスクと比較し9kgもの軽量化を実現し、バネ下重量の軽減にも貢献。また、フロントの 6 本ピストンアルミニウム製ブレーキキャリパーは、レッドのアルマイト加工を施されたGTの専用品。

 スポーツ性能に特化したR8 GTスパイダーだが、インテリアの素材にもこだわり、バケットシート、ウインドスクリーンフレーム、ステアリング、ハンドブレーキレバーにアルカンターラ素材を使用。走り一辺倒ではなく、スーパーカーらしい高級感も兼ね備えている。シフトノブには限定モデルの証として、シリアルナンバーが配されている。

 ボディカラーはGT専用色とマットカラーのスズカグレーとスフィアブルー、そしてファントムブラックの
3色を設定。価格は30,640,000円。

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