日産初のFF車用ハイブリッドシステム搭載も間近? 北米の主力車種がモデルチェンジ。【日産アルティマ新車情報】ニューヨークショー出展車【ニュース・トピックス:日産】
CORISM / 2012年4月11日 8時8分
日産オリジナルFF車用ハイブリッドシステムに期待が高まる!
日産は、ニューヨークショーで新型「アルティマ」を公開。日産アルティマは、トヨタ カムリと同様に北米マーケットの主力車種。アメリカでは2番目に販売台数の多い車種となっている。
新型「アルティマ」は、セグメントトップクラスの燃費や、力強く空力性能に優れたエクステリアデザイン、高級感のあるインテリア、優れた乗り心地や加速性能を特長とした。アメリカの燃費基準MPGでは、2.5L車がハイウェイ37マイル、シティ27マイルとクラストップレベルの燃費を誇っている。この数値は、2012年モデルに比べ15%向上した。
日産はすでに、FF車用ハイブリッドシステムを公開済み。このハイブリッドシステムは、まずアルティマに搭載されるということで注目されている。この日産オリジナルFF車用新開発の1モーター2クラッチ式ハイブリッドシステムのミッションはCVT。現在は、トヨタから提供を受けたハイブリッドシステムを採用しているが、今後、日産独自のハイブリッドシステムへ変更されていく。この新システムは、2.5~3.5L用とされていることから、ティアナはもちろん、エルグランドなどへ投入も注目されるシステムだ。
また、新型アルティマは、日産の「Innovation for All」という考えに基づき、ストリーミングオーディオ付きBluetoothハンズフリー電話システムや、NissanConnectSM およびNissanConnectSMナビゲーションを搭載。ハンズフリーテキストメッセージ、音楽配信サービスのPandora、リアルタイムGoogle POIサーチ等のBluetooth電話接続機能が利用可能。また、ブラインドスポットワーニング(BSW)、レーンデパーチャーワーニング(LDW)、ムービングオブジェクトディテクション(MOD)など、最新のセーフティ・シールド技術も採用した。
インテリアは上質さを追求。NASAからヒントを得た新しい「無重力」フロントシートが装備。テキストメッセージ、音楽データなどの情報を表示させるアドバンスド・ドライブアシスト・ディスプレイがメーターの中央にレイアウトされている。
エンジンは、新設計の2.5リッター直列4気筒エンジンと3.5リッターV6エンジンをラインナップ。ジヤトコ製次世代エクストロニックCVT(無段変速機)との組み合わされる。そして、同セグメント初のアクティブアンダーステアコントロールを採用し、洗練された応答性の高いハンドリングを実現。同じプラットフォームを共用するであろう国内モデルの新型ティアナにも、このアクティブアンダーステアコントロールが採用されるのか、期待が高まる。
メーカー希望小売価格は21,500ドルから。1ドル81.4円で計算すると、なんと約175万円。国内では、同クラスのティアナのエントリーグレードが約257万円なので、やはり円高もあるが北米はクルマが安い。2013年モデル5代目となる新型アルティマは、2012年夏に発売予定だ。
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