上品さよりアグレッシブな個性を高めたマイナーチェンジ【レクサスRX新車情報】【ニュース・トピックス:レクサス】
CORISM / 2012年4月13日 19時30分
通常のマイナーチェンジでは、ありえないくらいの大胆フェイスチェンジ!
トヨタの高級車ブランドであるレクサスは、SUVのRX450h、RX350ならびに、RX270をマイナーチェンジし、発売を開始した。
レクサスRXは、上品なスタイルと上質な乗り心地、そして高い環境性能をもつハイブリッドもラインアップするSUV。セダン系が不調のレクサスブランドにおいて、まさに主力モデルともいわれるくらいの人気モデル。ただし、人気の中心はハイブリッドのRX450h。販売台数のほとんどが、このRX450hという状態だ。
今回のマイナーチェンジでは、フロントフェイスを大幅に変更している。もはや、マイナーチェンジ前のRXとは違うクルマのように見えるほどだ。
上品な印象だったフェイスを、より個性を発揮するアグレッシブなデザインへと変更している。すでに発表済みのレクサスGSと同じデザインテイストをもつ、スピンドルグリルを採用した。スピンドルグリルとは、レクサスの独自性を継承した逆台形のアッパーグリルに、台形のロアグリルを組み合わせた形状のグリル。空力・冷却などの性能向上を活かした造形とし、今後のレクサスフェイスの方向性を示唆している。
リヤスタイルは、それほど大きな変更部分はなく、マイナーチェンジ前と同じテイスト。L字型LEDクリアランスランプ・テールランプなどを採用したところが目立つところだ。
インテリアでは、シートにアクセントステッチを追加し、シートカラーを新設定のガーネットとサドルタンの2色を含む全5色を用意するなど、上質でスタイリッシュな室内空間を演出している。
また、ラインアップには新たに、RX450h/RX350にスポーティバージョン「F SPORT」が設定された。走りにこだわるクルマを目指す豊田章男社長のメッセージが着々と反映されている。このF SPORTには、大型エアロバンパーや19インチアルミホイール、専用シートおよびパドルシフト2など、独自の内外装を採用。また、専用チューニングを施したサスペンションと、ボディのたわみや微振動を吸収するパフォーマンスダンパーが装備され、スポーティな走りを実現した。通常のモデルもマイナーチェンジで、ボディ剛性を向上させ、操縦性・走行安定性を高めている。
また、操作系では、ナビゲーションシステムを一新。社会インフラと協調して安全運転をサポートするDSRCおよびDSSS対応のモデルとし、ナビゲーションやオーディオをマウス感覚で操作できる第2世代リモートタッチを採用した。
レクサスRXは、2009年1月にデビューし3年が経過。今回のマイナーチェンジは、通常ではありえないくらいの大幅なデザイン変更がなされた。北米を中心に、SUVは人気車種でヨーロッパ勢を含め多くの競合車がひしめき合う状態。そんな激戦カテゴリーを勝ち抜くために必要なデザインということなのだろう。さらに、ボディ剛性の向上など目に見えない部分にも手を加えていることから、レクサスRXの熟成は一段と進んだと思われる。
なお、レクサスRXの代表的グレードの燃費は、JC08モードでRX450hのAWDが16.8km/L。FFが17.4km/L。RX350のAWDが8.9km/L、FFが9.1km/L。RX270は10.0km/Lとなっている。
<レクサスRX450h価格>
・version L・Air suspension E-Four AWD 6,590,000円
・version L AWD 6,340,000円
・version L 2WD(FF) 6,090,000円
・F SPORT AWD 6,740,000円
・ベース車 AWD 5,840,000円
・ベース車 2WD(FF) 5,590,000円
<レクサスRX350価格>
・version L AWD 5,500,000円
・version L 2WD(FF) 5,250,000円
・F SPORT AWD 5,600,000円
・ベース車 AWD 5,000,000円
・ベース車 2WD(FF) 4,750,000円
<レクサスRX270価格>
・version L 2WD(FF) 4,830,000円
・ベース車 2WD(FF) 4,300,000円
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