コンパクトカー燃費戦争激化? マーチ燃費向上【日産マーチ新車情報】【ニュース・トピックス:日産】

CORISM / 2012年4月27日 19時19分

日産マーチ

コンパクトカーは、減税率が決め手? わずか0.4km/L、でも前向きな改良

 日産は、主力コンパクトカー「日産マーチ」の燃費を向上し発売を開始した。

 今回、燃費が向上したのはアイドリングストップ機能が装着されている「12X」「12G」(2WD車)。CVTの効率をさらに高めたことなどにより、JC08モードの燃費を22.6km/Lから23.0km/Lにアップした。

 これにより、マーチの2WD車は、「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が減税され、今回の燃費向上の対象である「12X」「12G」は75%の減税。また、マーチは全車がエコカー補助金の対象。

 今回の燃費アップは、日産にとってわずか0.4km/Lのアップに過ぎないが、営業上大きな意味をもつ。それは、減税率が50%となるのか75%になるのかギリギリのところにあったからだ。マーチは販売の主力であるグレードを75%減税にすることで、他のコンパクトカーと減税率の差で有利に立ちたい意図がある。

 マツダのデミオのSKYACTIV搭載車だけ、頭ひとつ抜きでていてガソリン車ながら唯一の免税。車種やグレードにより微妙に減税率が異なるが、ホンダのフィットやトヨタのヴィッツなどは50%減税が多くなっているのが実情だ。つまり、マーチは国産コンパクトカーで減税率で2番手に踊りでている。

 日産がなぜそこまでこだわるのか? コンパクトカークラスのマーケットは、非常に価格や装備などにセンシティブ反応するという。そのため、減税率で数万円が平気で変わると、そもそも利益率が低いので値引きで対応することも難しいからだ。

 売る側の立場だけでなく、減税対応することで、我々にもメリットがある前向きな改良だ。作り手と買い手双方にメリットがある。

 来月には、ホンダのフィットがマイナーチェンジを実施するという。当然、燃費アップも期待できる。さて、トヨタ ヴィッツはどうするのか? さらに、三菱からは新型ミラージュが投入される。コンパクトカーの燃費競争が激化しそうだ。

<日産マーチ価格>

★日産マーチ12X 1,201,200円
★日産マーチ12G 1,471,050円

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