売れる最後のロータリーモデル特別仕様車。1000台増産決定!!【マツダRX-8 SPIRIT R新車情報】【ニュース・トピックス:マツダ】
CORISM / 2012年4月30日 19時19分
1000台増産は、マツダファンからのロータリーを作り続けたマツダへのボーナス?
マツダは、ロータリーエンジンを搭載する4ドアスポーツカー「マツダ RX-8」の最後の特別仕様『SPIRIT R』について、販売計画台数1,000台を超える受注を得たため1,000台の追加生産を決めた。
この特別仕様車は、ロータリーエンジン車ユーザーやスポーツカーファンをはじめ、幅広い年齢層から指示を得た。最も人気の高いモデルは、6MT車で、エアロパーツやビルシュタイン社製ダンパーを装備し、特別仕様車専用のRECARO社製バケットシートやブロンズ塗装の19インチ鍛造アルミホイールなどを装着。このモデルの販売構成比は「RX-8」全体の66%にもなる。
また、ボディカラーについては、全3色(アルミニウムメタリック、スパークリングブラックマイカ、クリスタルホワイトパールマイカ)がほぼ同じ販売構成比となっている。
RX-8は、2003年4月に発売され2012年3月末までに192,094台(海外向け含む)を生産したマツダを代表するスポーツカー。ロータリーエンジンは、燃費が悪く最近の環境対応の難しさから2012年6月に生産を中止する計画だ。
世界にマツダだけがもつ、ロータリーエンジンを搭載した最後のモデルが生産中止。そのインパクトは多くのスポーツカーマニアの心を動かしたのだろう。そのため、1000台生産予定の特別仕様車は、生産中止を前に完売し、増産が決まった。
マツダの2012年3月期の決算は、1077億円の赤字。4年連続の赤字決算となっている。マツダは国内生産比率が高く、円高に苦しんだ年でもある。そんな中、わずか1000台とはいえ、比較的収益率の高く、円高に関係のない国内用RX-8の増産は、マツダにとって新年度への復活の追い風ともいえる。また、その名が消えるRX-8の最後の親孝行ともいえ、それはマツダファンからマツダへのボーナスのようなものだろうか。
★マツダRX-8 RX-8 SPIRIT Rの詳細情報はコチラ
■ロータリーエンジン最後の特別仕様車【マツダRX-8 SPIRIT R新車情報】
【関連記事】
この記事に関連するニュース
-
BMW M2クーペ(G87)試乗記・評価 「サーキットで乗ってみたい!」クルマ好き女子が試乗!
CORISM / 2024年11月9日 19時8分
-
マツダの専売特許じゃない!? いまや幻の「ロータリーエンジン大国」ラインナップは驚愕の20種類!
乗りものニュース / 2024年11月5日 18時12分
-
街に溢れる「マツダ車」の“1番人気”ってなに? 「流麗SUV」や10年続く“ロングセラーモデル”も! 爆売れの「マツダ車」トップ3とは?
くるまのニュース / 2024年11月3日 20時10分
-
マツダCX-80試乗記・評価 すべてに大人の余裕を感じた国内フラッグシップ3列SUV
CORISM / 2024年10月26日 18時47分
-
マツダの「最上級クーペ」復活! 全長4.8mで「超豪華インテリア」がスゴい! ハイパワーな「RX-7」ユニット搭載の「ユーノスコスモ」レストア車が公開
くるまのニュース / 2024年10月25日 20時10分
ランキング
-
1クシュタールの会長「セブン&アイとの統合で小売業のチャンピオンに」…敵対的買収は「考えていない」
読売新聞 / 2024年11月22日 9時5分
-
2クリスマスケーキに異変…『卵』の価格高騰止まらず 夏の猛暑の影響で今後は鳥インフルエンザによる卵不足の恐れも
東海テレビ / 2024年11月21日 21時22分
-
3ジャパネット2代目に聞く「地方企業の生きる道」 通販に次ぐ柱としてスポーツ・地域創生に注力
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 8時0分
-
4一番人気の「かつ重」は300円未満! スーパー・トライアルが物価高時代に「安さ」で勝負できるワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月22日 6時10分
-
5KADOKAWA「サイバー攻撃」が示した経営リスク セキュリティの難題に日本企業はどう向き合うか
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 7時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください