なんと、バッテリー保証は8年という強気のRAV4 EV!【トヨタRAV4 EV新車情報】【ニュース・トピックス:トヨタ】
CORISM / 2012年5月14日 7時7分
2012年中に、iQベースのEVを発表予定! 東京モーターショーの トヨタFT-EV 3か?
トヨタは電気自動車メーカーのベンチャー企業テスラと、共同開発した電気自動車RAV4 EVを発表した。
「RAV4 EV」は、ユーティリティー性の高いSUVであるRAV4のボディをベースに、テスラのEVシステムを搭載したモデル。実走行環境で約100マイル(約160km)の走行可能距離を達成した。
メーカー希望小売価格は49,800USドル(予定)。日本円にすると、1ドル80円換算で398.4万円。2012年夏以降にカリフォルニア州で発売し、3年間で約 2,600台を販売する計画。ちなみに、北米でのRAV4の価格は22,650ドルからなので、RAV4 EVは約2.2倍の価格となっている。
トヨタとテスラは、すでに2010年5月電気自動車とその部品の開発、生産システム、及び生産技術に関する業務提携を行うことで基本合意した。これを受けて、トヨタの北米における研究開発・製造統括会社トヨタ・モーター・エンジニアリング・アンド・マニュファクチャリング・ノースアメリカおよびトヨタとテスラの技術陣が共同で車両開発にあたり、2010 年 11 月のロサンゼルス・オートショーには試作車を出展している。提携発表から2年で、共同開発の車両を市販することになる。
車両は、カナダのオンタリオ州ウッドストックのトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・カナダで生産する。
このトヨタRAV4 EVに搭載されるリチウムイオン電池について、詳細は明らかにされてはイないが41.8kwhという大容量の電池を搭載する。日産リーフの電池容量が24kwhなので、約1.7倍もの容量になる。そのため、車重は約1829kgと重い。RAV4のFFガソリン車が1500kg半ばから1600kg程度だ。容量が多いからと言って、航続距離が長いというとそうでもなく、RAV4 EVの航続距離は実走行環境で約100マイル(約160km)。EVは電池を多く積めば積むほど航続距離は伸びる傾向にあるが、自らの重さで効率が悪くなる。EVの航続距離を伸ばすのに難しいのは、電池の能力も含め重さも重要な要素だ。
この電動パワートレインの最大出力は154HP(115kW)@2800rpm。バッテリーの保証は8年または100,000マイルとなっている。保証レベルがどれくらいまでなのかは不明だが、この8年保証というのは驚きだ。日産リーフの電池は5年10万キロ保証なので、どの程度のものなのか期待が高まる。
この新型トヨタRAV4 EVの発表と同時に年内には、トヨタのマイクロコンパクトカーiQをベースとしたEVを日米欧で市場導入する計画であることを公表した。2012年はトヨタのEV攻勢が始まる。
全長×全幅×全高 180.1 インチ×71.5 インチ×66.3 インチ
(約 4,575 mm×約 1,816 mm×約 1,684 mm)
重量 4,032 ポンド(約 1,829 kg)
出力 最高 115kW
走行可能距離 実走行環境で約 100 マイル(約 160km)
駆動用電池(種類/総電力量/充電時間) リチウムイオン電池 / 41.8kWh / 約 6 時間(240 ボルト/40 アンペア)
最高速度 100 mph(約 160 km/h、スポーツモード)
0-60mph 加速 7.0 秒(スポーツモード)
駆動方式 前輪駆動方式
乗車定員 5 名
★トヨタFT-EV 3の詳細はこちら!
■現実化してきたトヨタの近距離用EV、世界初公開【トヨタFT-EV 3】東京モーターショー出品車
【関連記事】
- なんと1リッター2気筒エンジンを搭載した次世代ハイブリッドコンセプト【トヨタFT-Bh新車情報】
- トヨタの次世代4ドアは2LのPHV!【トヨタNS4新車情報】2012デトロイトモーターショー
- 究極のエコカー、世界初公開【トヨタFCV-R】東京モーターショー出品車
- 非接触充電機能搭載した新世代高級EV【インフィニテ LEコンセプト新車情報】ニューヨークショー出展車
- 発電機付きインフィニティ初のミッドシップスポーツ シリーズハイブリッド【インフィニティ エマージE新車情報】ジュネーブショー出展車
- ビートルをベースにしたEVだが、もっともアグレッシブ【VW Eバグスター新車情報】
- 世界最高の電費性能をもつEV【ホンダ フィットEV新車情報】
- 【日産 電気自動車 リーフ 新車試乗記】ついに街へ飛び出した話題の最新型EVは"使える"ヤツなのか
- 【ミニ E(電気自動車 実験車両) 新車試乗記】MINIのEV(電気自動車)に緊急試乗! ゴーカートフィールは健在か!?
この記事に関連するニュース
-
ホンダ「新型“スゴい”SUV」登場! 約2年ぶり復活で「日本初の画期的システム」搭載!? 乗った印象は? ガソリン要らない「CR-V」とは
くるまのニュース / 2024年9月22日 19時40分
-
座って200kmも走れる電動キックボード? 特定小型原付「FUTURE board 2」とは
マイナビニュース / 2024年9月18日 8時0分
-
ついに! マツダ新型「豪華4ドアセダン」発売! 4連テールの豪華セダン「EZ-6」 マツダ6後継!? まもなく中国に
くるまのニュース / 2024年9月10日 12時10分
-
400万円以下!? トヨタが「新型SUV」正式発表! RAV4サイズの「bZ3X」まもなく発売!? ライバル多い中国に投入へ
くるまのニュース / 2024年9月3日 7時10分
-
プラグインハイブリッド車(PHEV)とは? おすすめ車種4選やメリット、補助金などを解説
MōTA / 2024年8月26日 18時0分
ランキング
-
1出戻り社員「アルムナイ採用」が増えた切実な事情 かつては"裏切り者扱い"も今や大歓迎だが…
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 11時0分
-
2有料会員100万人「radiko」のビジネス的伸びしろ 広告ビジネスと新規ビジネスの尖兵として
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 10時30分
-
3『地面師たち』積水ハウスの“秘密文書”に見る巨額詐欺事件の真相「ずさんな手書き稟議書」「急展開した取引」の背景に派閥争い
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 11時13分
-
4なぜ、「パン屋さん」みたいなセブンが増えているのか できたてのカレーパン、ドーナツ、メロンパンを強化する背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月23日 6時15分
-
5「効率化で"不要になった社員"」活用する術ある?
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください