【ポルシェ918スパイダー新車情報】770ps以上を誇る世界最速のプラグインハイブリッド(PHV)? 【ニュース・トピックス:ポルシェ】

CORISM / 2012年5月21日 11時11分

ポルシェ918スパイダー

770馬力以上のパワーなのに33.3km/Lという低燃費! スーパースポーツエコカー ポルシェ918スパイダー

 ポルシェは、開発を進めているプラグインハイブリッド(PHV)のスーパースポーツカー、ポルシェ918 スパイダーの初期型プロトタイプの完成に伴い、ロードテストを開始した。ポルシェ918スパイダーは、2013年9月末からの生産が計画されており、同年の年末までには顧客へのデリバリーが開始される見通しだ。

 このポルシェ918スパイダーは、フロントを駆動する電気モーターと、リアを駆動するエンジンおよびもうひとつの電気モーターを装備するプラグインハイブリッド(PHV)車だ。新時代のスポーツカーとして918スパイダーの最高出力は、770PS以上を発生する。700psを超えるフェラーリの新世代V12気筒モデルとなる「F12ベルリネッタ」が100km/15L(約6.7km/L)なので、100km/3L(33.3km/L)といわれているポルシェ918スパイダーの燃費がどれだで飛び抜け良いかが分かる。

 この燃費は、当然PHVという技術を使っているからこそだが、バッテリーを多く積むことによる車両重量増に対しては、カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製のモノコックボディなどで軽量化している。

 車種がまったく違うので単純比較してもあまり意味がないのだが、参考としてポルシェ918スパイダーに搭載されるリチウムイオン電池の容量は6.8kWh。トヨタ プリウスPHVのリチウムイオン電池容量が4.4kWhなので、ポルシェ918スパイダーは約1.5倍の容量をもつ。プリウスPHVがEV走行できる距離は26.4kmに対してポルシェ918スパイダーは、25km以上となっている。

 最高速度325km/h以上、0–100 km/h加速3.0秒以内という、世界トップクラスの実力を持つことになるポルシェ918スパイダー。新時代のスーパースポーツエコカーの走りに注目したい。


<ポルシェ918スパイダー概要>

ボディシェル:2シータースパイダー、カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製のモノコックボディおよびインターロックユニットキャリア、2ピース構造タルガルーフ、固定式ロールオーバー・バー

パワートレイン: パラレル方式のフルハイブリッドシステム、4.6リッターV型8気筒ミッドシップエンジン、ドライサンプ潤滑システム、ハイブリッドモジュール(電気モーターおよびデカプラーを装備)、電気モーター(デカプラーおよびフロントアクスル装着型ギアユニットを装備)、エネルギー回生システム、4系統の冷却システム(モーター/トランスミッション/バッテリー用)、サーマルマネージメントシステム

エンジン出力: 570 PS以上(V8エンジン)
          最大90kW(リアアクスル用ハイブリッドモジュール)
          最大80kW(フロントアクスル用電気モーター)
          770PS以上(総出力)

サスペンション:ダブルウィッシュボーンサスペンション(フロント)、フロントアクスル用エアリフトシステム(オプション)、電動パワーステアリング、マルチリンクサスペンション(リア)、電動アダプティブリアステアリングシステム

ブレーキシステム:高性能ハブリッドブレーキシステム、アダプティブエネルギー回生システム、セラミックブレーキシステム(PCCB)

エネルギー供給:リチウムイオンバッテリー(初期公称容量:6.8kWh、最高出力202kW、家庭用電源対応のプラグインチャージャー付)


性能: 最高速度325 km/h以上
     電気モーターのみ150 km/h以上
     0 – 100 km/h加速3.0秒以内

燃費(NEDC):合計3.0 ℓ/100 km以下

CO2 排出量:合計 70 g/km以下

航続距離: 電気モーターのみ25 km以上

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