【日産NV350キャラバン新車情報】 低燃費&大トルクで、ライバルハイエースを超えた!【ニュース・トピックス:日産】

CORISM / 2012年6月15日 10時0分

日産NV350キャラバン

打倒ハイエース! 燃費&トルクに勝るクリーンディーゼルエンジンに注目!

 日産は、約11年振りにキャラバンをフルモデルチェンジし発売を開始した。このクラスは、完全にトヨタ ハイエースの一人勝ち。直近のシェアでは、ハイエースが約80%なのに対して、キャラバンは約14%と大きく負け越しているのが現状だ。
 
 そのため、新型日産NV350キャラバンは、打倒ハイエースを念頭に開発された。そのセールスポイントのひとつとして上げられるのが燃費性能。

 新型NV350キャラバンには、新しく開発された2.5Lクリーンディーゼルエンジンが搭載されている。このディーゼルエンジンのJC08モード燃費は、12.2km/Lだ。ライバルのハイエースが3Lディーゼルエンジンに対して、約7%アップの優れた燃費性能を誇る。

 まぁ、排気量が500cc小さいのだから当たり前なのだが、驚くのは排気量が小さいのに3Lディーゼルのハイエースを大幅に上回るトルクを発生。356Nmというトルクをアウトプットし、ハイエースの3Lディーゼルの300Nmを20%近く上回っている。

 これだけのトルク差があると、荷物を満載にした時などの加速性能は明確になる。当然、トルクに余裕がある分、アクセルの踏み込み量が小さくなるので、実用燃費もさらに差が出る可能性もある。

 また、新型NV350キャラバンのミッションは5速ATでハイエースは4速ATだ。そのため、高速走行時は5速ATの方がエンジンの回転をより低く抑えることができるため、省燃費効果も高い。さらに、エンジンの回転が低く抑えられれば、騒音も少なく疲労も少なくなる傾向になる。

 差の出にくいガソリンエンジンも、2Lエンジンでハイエースに比べ約8%ほど低燃費な9.9km/Lを達成。減速エネルギー回生システムを搭載し、加速時にオルタネーターの発電負荷を減らし低燃費化している。また、この2Lエンジンの他に2.5Lエンジンも用意されている。

 低燃費化により、ディーゼルのAT車や2Lエンジン車がエコカー減税対応になっている。実際の燃費性能を上げるために、MT車にGSI(ギア・シフト・インジケーター)を装備。車両の走行状態を感知し、低燃費走行ができるように、ギヤシフトのタイミングをお知らせしてくれる機能も用意されている。

乗用車的な使い方を想定した装備を充実

 ボディ形状は、バンにロングボディ&標準ルーフ、スーパーロング&ハイルーフが用意され、それぞれに4ドアと5ドアモデルが存在する。また、ワゴンは10人乗りがある。

 新型NV350キャラバンのデザインは、クセのないスッキリ系からキリッとしたシャープな顔に変身。逆台形型の大きなグリルが、ちょっとイカツイ雰囲気を醸し出している。

 特徴的なのは、インテリアの装備類だ。仕事だけでなく、プライベートで使用することも考え乗用車的な装備が魅力的。インテリジェントキーとプシュエンジンスターターや、足踏み式のパーキングブレーキなどを採用。タコメーターとスピードメーターの真ん中に、車両情報カラーディスプレーが設置されていて、車両情報が確認できるだけでなく、バックビューモニターとしての役割を果たしている。後部が長いバンなので、簡易タイプとはいえ、あるととても便利な機能だ。また、キセノンヘッドライトやLEDポジションランプも用意されている。

 後席のシートも、乗用車的使い方を想定して、クッション厚がタップリあるリヤシートを装備。いかにも、バンといった板の上に座っている感覚とは違い、ちょっとしたミニバンに乗っているようなイメージだ。5:5の分割可倒式ベンチシートも用意されている。

 もちろん、商用バンとしての機能も磨きこまれている。荷室長は前モデルよりも250mmも伸び3050mmものスペースを確保。ルーフサイド部分には、ラゲッジユーティリティナットと呼ばれる穴が多数ある。コレは、市販のスチール製フックを使用して、荷室を使いやすいようにアレンジしてもらえるためのサポート機能だ。

リセールバリューを高める販売方法が、今後の課題か?

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
CORISM(コリズム)

トピックスRSS

ランキング