【スズキ ソリオ バンディット新車情報】 より、精悍になった若者向けソリオ【ニュース・トピックス:スズキ】
CORISM / 2012年6月21日 8時8分
背の高い個性派スペース系コンパクトカー
スズキは、小型乗用車「ソリオ」に、斬新で存在感あふれるデザインの「ソリオ バンディット」を追加設定し、6月28日より発売する。また、ソリオ全機種の仕様を一部変更し発売を開始した。
2011年1月にフルモデルチェンジしたスズキ ソリオは、現在のモデルで2代目となる。コンパクトなボディに、広い室内空間や使い勝手の良い両側スライドドアを装備したスペース系のコンパクトカーだ。
スペース系コンパクトカーというと、どうしてもファミリー層をターゲットとしたモデルに見られがちである。そのため、今回新たに追加されたソリオ バンディットは、若者をターゲットにしたグレード。軽自動車では物足りないという若者をターゲットに、斬新で圧倒的な存在感を持つ専用のデザインを採用している。
そのスタイルは、LEDポジションランプを内蔵したヘッドランプに加え、フロントのアッパー及びロアグリルにピアノブラック塗装を施すことで存在感のあるフロントマスクを表現。さらに、立体感あふれる造形のフロント及びリヤバンパーや専用デザインの15インチアルミホイールなどを採用し、精悍で力強い印象のエクステリアとした。
インテリアは、ストライプ柄の専用シート表皮を採用したほか、インパネやドアトリムをブラック基調にまとめるなど、引き締まった印象とした。
通常のソリオも上級グレードには、スポーティなエアロパーツを装備するなどしていたが、ソリオ バンディットは、より精悍さをアピールし単一グレードとすることで、より若者を向けのイメージに仕上げている。スズキのラインアップでは、ワゴンRとワゴンRスティングレーのような関係に近い。
また、ソリオ バンディットの設定にあわせ、ソリオ全機種に、乗降グリップ(後席両側)や防眩式ルームミラーなどを新たに採用して使い勝手を高めたほか、アイドリングストップシステム搭載車(2WD車)の燃費を21.8km/l(+0.6km/L)に向上させるなど、一部仕様変更を実施した。さらに、「G」グレードに4WD車の新機種「G4」を新設定している。
このスズキ ソリオ バンディットの価格は、1,683,150円からと特別安いクルマではない。スライドドアという視点で見ると、多少高いがミニバン的使い方ができるホンダ フリードが169.8万円から存在するし、背が高くなければフィット シャトルが161万円からで荷室は広い。1765mmという圧倒的に高い車高がソリオ バンディットのメリットといえる。実際のライフスタイルで、どう使うかというのが選ぶポイントとなるだろう。
<ソリオ バンディットの価格>
バンディット 2WD 1,683,150円
4WD 1,806,000円
アイドリングストップ 2WD 1,777,650円
<ソリオ バンディットの主な特長>
■精悍で力強い印象のエクステリア
・鋭い眼光をイメージさせる、LEDポジションランプを内蔵した専用デザインのディスチャージヘッドランプを採用した。
・ピアノブラック塗装とメッキを組み合わせた専用フロントアッパーグリルに加え、フロントロアグリルにもピアノブラック塗装を施し、存在感あふれるフロントマスクとした。
・立体感あふれる力強い造形のフロント及びリヤバンパーを採用した。
・ピアノブラック塗装とメッキを施した専用バックドアガーニッシュを採用した。
・リフレクターにメッキを施した、質感の高いリヤコンビネーションランプを採用した。
・バックドアに専用の「BANDIT」エンブレムを貼付した。
・足元を引き締める専用デザインの15インチアルミホイールを採用した。
・リクエストスイッチ及び携帯リモコンキーで施錠すると、自動でドアミラーを格納する、リモート格納ミラーを装備した。
■車体色
・濃灰色「ルナグレーパールメタリック」、紫色「ミステリアスバイオレットパール」、青色「パールメタリックカシミールブルー」を新たに設定し、専用デザインにふさわしい全7色とした。
■ブラック基調の引き締まった印象のインテリア
・インパネ及びドアトリムをブラック基調でまとめ、引き締まった印象とした。
・本革巻ステアリングホイール及びシフトノブ[一部ピアノブラック調]を採用した。
・織物の上質感を追求し、新たに設定した3つの車体色(濃灰色、紫色、青色)を織り交ぜたストライプ柄の専用ファブリックシート表皮を採用した。
■ソリオ全機種共通の仕様変更点
・アルミホイール及びタイヤを14インチから15インチへ変更した。(X、Sグレード)
・後席両側に、乗降時につかまりやすいグリップを新たに装備した。
・防眩式ルームミラーを新たに採用した。
・時間調整付フロント間欠ワイパーを新たに採用した。
・車体色に、濃灰色「ルナグレーパールメタリック」を設定した。(特別仕様車BLACK&WHITEを除く)
・アイドリングストップシステム搭載車の燃費向上
「ソリオ」のアイドリングストップシステム搭載車(2WD車)に、低粘度のCVTオイルを採用して、CVT内のフリクション(摩擦抵抗)を低減し燃料消費を減らしたことで、燃費を21.2km/L※1から21.8km/L※1に向上させた。
※1 燃料消費率JC08モード走行(国土交通省審査値)
・4WD車の新機種を設定
「G」グレードに、4WD車の新機種「G4」を設定した。
15インチのアルミホイール及びタイヤを採用した。
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