トヨタ ラクティス新車情報 燃費がアップしアイドリングストップ機能もオプション装着に【ニュース・トピックス:トヨタ】
CORISM / 2012年12月7日 15時30分
燃費は大幅アップするが、お買い得感は失う
トヨタは、コンパクトカーのラクティスを一部改良して発売を開始した。
トヨタ ラクティスは、2010年11月にデビューし2代目となったコンパクトカー。トヨタ ヴィッツよりもひと回り大きく、1.5L車を中心とし1.3L車も用意されている。
今回の一部改良では、1.5L・2WD車に、燃焼改善やフリクション低減などの改良を施したエンジンと、伝達効率を向上させたSuper CVT-iを搭載し、JC08モード19.0km/Lの低燃費を実現。変更前の18.4km/Lから、わずかだが燃費が向上した。
大きなポイントは、1.3Lと1.5Lの2WD車にアイドリングストップ機能がオプション設定されたことだ。1.3L・2WDアイドリングストップ機能付車は19.6km/L、1.5L・2WDアイドリングストップ機能付車は20.6km/Lと大幅な燃費アップに貢献している。
ただし、アイドリングストップ機能のオプション価格は、1.5L車で84,000円と想像を超える高価なプライスが付く。高価な理由のひとつとして、S-VSC(横滑り防止装置)&TRCが同時に装着されるのだが、この装備は法律で2014年10月1日以降装備が義務化されるのだから、今回の一部改良でイッキに標準装備化すれば解決できる要素のものだ。
1.5L車のエコカー減税は、アイドリングストップ機能付きで75%、アイドリングストップ機能無しは50%減税となっていて、減税分でアイドリングストップ機能等分を相殺することはできない。予防安全の観点からいえば、S-VSC(横滑り防止装置)&TRCは、ぜひとも装備したいオプション。そうなると、1.5LのGグレードが、179.4万円となる。そうなると、若干装備は違うものの、ハイブリッドカーであるトヨタ アクアSグレードの179万円より高価なクルマとなる。燃費だけを比べれば。アクアの燃費は35.4km/Lと圧倒するだけに、ラクティスは非常に選びにくいクルマになり、お買い得感はあまりない。当然、アクアにはアイドリングストップ機能もS-VSC(横滑り防止装置)&TRCも標準装備だ。
<トヨタ ラクティス価格>
・1.3L FF車
X 1,440,000円
X“Vパッケージ” 1,377,000円
L'épice 1,510,000円
G 1,595,000円
・1.5L FF車
X 1,555,000円
L'épice 1,625,000円
G 1,710,000円
S 1,815,000円
・1.5L 4WD車
X 1,708,000
X“Vパッケージ” 1,645,000円
L'épice 1,778,000円
G 1,863,000円
【関連記事】
- 【トヨタ 新型 ラクティス 試乗記】ローフォルムでカッコよく、走りも磨いたモデルチェンジ
- 【ホンダ 新型フィット ハイブリッド 試乗記】早くも大人気の最安値ハイブリッドは買いか否か!?
- 次期新型日産ノート、世界初公開! 新型ノートは、1.2L直噴エンジン+スーパーチャージャー搭載! クラスナンバー1の25.2km/Lを達成しエコカー減税免税に!
- 【フォルクスワーゲン ポロ 1.2TSI 試乗記】はっきりいって「オススメです」!
- 新型トヨタ スペイド/ポルテ新車情報 使い勝手を高めたトヨタのプチバン!
- 広くて小さいに原点回帰した日本のスタンダード、コンパクトセダン【トヨタ カローラ アクシオ新車情報】
- マツダの意地はエンジンにあり! よくトマールi-STOPと豊かな低速トルクが魅力【マツダ デミオSKYACTIV試乗記】
- 期待のコンパクト新型208のボディは3タイプ!【プジョー208 GTi/XYコンセプト新車情報】
- 【シトロエン 新型 C3 試乗記】圧倒的な開放感を武器にシトロエンのエントリーモデルが久々に復活
この記事に関連するニュース
-
【2024年】ホンダ ヴェゼルの納期、サイズ、内装、燃費など最新情報をお届け
MōTA / 2024年5月20日 18時30分
-
燃費がいいミニバンTOP10! 燃費のいい中古車の選び方や低燃費運転のコツを解説
MōTA / 2024年5月16日 19時0分
-
【2024年】トヨタ 新型プリウスの価格や燃費、内装、サイズ、買い得グレードなどを解説
MōTA / 2024年5月9日 19時0分
-
なぜトヨタやホンダの新車は「アイドリングストップ不採用」なのか…メーカーが燃費より重視すること【2023編集部セレクション】
プレジデントオンライン / 2024年5月3日 16時15分
-
トヨタ“新”「アクア」発表! めちゃ上質ブラウン内装×斬新2トーン採用! 「小さな高級車」な新「Raffine」 内外装の特徴は
くるまのニュース / 2024年4月24日 10時10分
ランキング
-
1好天に恵まれた大型連休。人出が伸びたと思ったら全国の88%で減少、コロナ5類移行後初なのになぜ? 一番活発に動いた人たちは…大規模データの分析から判明
47NEWS / 2024年5月23日 10時30分
-
2トヨタが日本初の営業利益5兆円超 今期は減益で足場固めの年に
財界オンライン / 2024年5月23日 7時0分
-
3損保4社の個人情報、競合他社に漏えい…加入者の氏名・証券番号・保険の種類・保険料など
読売新聞 / 2024年5月23日 19時26分
-
4ホテルメッツ、宿泊者も気づかぬ「超地道な改善」 快適を極める「引き算」の妙、3つの点から探る
東洋経済オンライン / 2024年5月23日 7時20分
-
5ファンド提案に反対決議=来月総会、社長解任案に対抗―北越コーポ
時事通信 / 2024年5月22日 21時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください