BMW 320i xDrive新車情報 3シリーズ初となるAWD車の追加は、降雪地帯のセダン需要も取りに来たBMWの本気の証!?【ニュース・トピックス:BMW】
CORISM / 2012年8月14日 10時10分
AWDのxDriveを3シリーズに初投入! 降雪地帯のセダン需要も取りに来たBMW!
BMWは、BMW 3シリーズ セダンのラインアップに、BMWのセダン・モデルにおいて初となる右ハンドル仕様の4輪駆動モデル「BMW 320i xDrive(サン・二―・マル・アイ・エックス・ドライブ」を追加し、注文の受付を開始した。納車は、2012年9月からを予定している。
BMW3シリーズは、2012年1月にデビューしたばかりのモデル。上級グレードの328iの導入から始まり、売れ筋の320i、そしてBMWの低燃費思想エフィシェントダイナミクスを具現化したアクティブハイブリッド3と立て続けに3シリーズのグレードを続々追加してきている。
そして、今回AWDシステムをもったBMW 320i xDriveが発売となった。320i xDriveは、BMWならではの俊敏なハンドリングと、4輪駆動の長所である走行安定性を兼ね備えたモデルでもある。
BMWというと、どうしてもFRのハンドリングマシンというイメージが強い。AWDになると、そんなBMWらしさが失われると思いがちだが、意外とAWDを強く意識させられることなる走れる。そんなxDriveは、ステアリングの切れ角やホイールの回転速度など、車両データから、オーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知すると、システムが電子制御式多板クラッチを通して瞬時に前後アクスルへの駆動トルクを可変配分する。滑りやすい路面でなければ、基本的にFRの感覚で乗れるAWDシステムがxDriveなのだ。
320i xDriveになり車両重量は、320iに比べ110kgほど重くなっている。さすがに、軽快感は薄れるだろうが、その分、より高い操縦安定性を手に入れることができる。おもしろいことに、AWD化されても車高は変わっていないので、スポーティなルックスはそのままである。
燃費は、320iのJC08モーでで16.6km/Lから15.2km/Lへと1.4km/Lほど落ちた。それでも、エコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が75%減税される予定だというからさすがた。
<BMWアクティブハイブリッド3の情報はコチラ>
■BMW ActiveHybrid 3(アクティブハイブリッド3)新車情報 BMWの攻勢第2弾は、瞬発力あるハイブリッド!
<BMW320iの情報はコチラ>
■スポーツだけがBMWじゃない! 走る楽しさと低燃費を両立。主力3シリーズの真打ち登場!【BMW320i新車情報】
また、BMW 320i xDriveの価格は、500万円を切る480万円からとし、「Sport(スポーツ)」、「Modern(モダン)」、「Luxury(ラグジュアリー)」のデザイン・ライン、「M Sport(エム・スポーツ)」がラインアップに設定される。さらに、BMWは、年内にも3シリーズにクリーンディーゼル車を投入する予定も噂されている。ますます拡充し、隙がなくなるBMW3シリーズのラインアップ。ライバルであるメルセデス・ベンツCクラスだけでなく、価格がさらに下がれば今以上に国産車ユーザーもBMWへと流れる可能性もある。国産セダンが不調なのは、多くのユーザーが輸入車へシフトしてしまったことも大きな理由のひとつ。今まで無かった3シリーズにAWDを投入し、降雪地帯のセダンマーケットを取りに来たBMW3シリーズ。国産車もうかうかしてはいられない。
<BMW320i xDrive価格>
・BMW 320i xDrive ¥4,800,000
・BMW 320i xDrive Sport ¥5,000,000
・BMW 320i xDrive Modern ¥5,000,000
・BMW 320i xDrive Luxury ¥5,000,000
・BMW 320i xDrive M Sport ¥5,240,000
<BMW 320i xDriveの主な標準装備品>
電子油圧制御式8速オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック付)
ブレーキ・エネルギー回生システム
エンジン・オート・スタート/ストップ機能
ドラインビング・パフォーマンス・コントロール(ECO PROモード付)
バイ・キセノン・ヘッドライト(LEDスモールライト・リング、LEDアクセント・ライン付)
コンフォート・アクセス(トランク・リッド・スマート・オープナー機能付)
リヤ・ビュー・カメラ(予測進路表示機能付)
PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(リヤ)
オートマチック・エアコンディショナー
電動フロント・シート(運転席&助手席、運転席メモリー機能付)
スルーローディング・システム(40:20:40分割可倒式リヤ・シート)
8.8インチ・ワイド・コントロール・ディスプレイ
HDDナビゲーション・システム(VICS3メディア対応)
iDriveコントローラー
インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック
スピーチ・コントロール(音声入力システム)
ハンズフリー・テレフォン・システム
USBオーディオ・インターフェース
ETC 車載器システム(ルーム・ミラー内蔵タイプ)
【関連記事】
- スポーツだけがBMWじゃない! 走る楽しさと低燃費を両立。主力3シリーズの真打ち登場!【BMW320i新車情報】
- ライバル不在といえるほどの完成度! 足かせは軽々500万オーバーの価格か?【BMW328i試乗記】
- BMW ActiveHybrid 3(アクティブハイブリッド3)新車情報 BMWの攻勢第2弾は、瞬発力あるハイブリッド!
- BMW試乗記一覧
- 長所はあっても欠点はない?【メルセデス・ベンツCクラス試乗記】
- 新型マツダ アテンザ公開! 減速エネルギー回生システムi-ELOOP(アイ・イーループ)で、ディーゼル車は20km/Lオーバー?
- 隙がないほどの完成度【VWパサート/パサート・ヴァリアント試乗記】
- 【アウディ A4/A4アバント 2.0TFSIクワトロ 試乗記】待望の2リッターターボ+クワトロモデル追加! 切れ味抜群のハンドリングに感涙!!
この記事に関連するニュース
-
トヨタの「“スポーティ”セダン」がめちゃカッコいい! 黒グリルが精悍な「スゴいカローラ」が存在! ワゴンもある「ACTIVE SPORT」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年9月11日 17時10分
-
BMW 4シリーズカブリオレ、新型の頂点「M440i」はM4 CSL譲りのスタイルに
レスポンス / 2024年8月31日 18時30分
-
新車で安い軽自動車はどの車? 価格・維持費・リセールバリュー別TOP5を紹介
MōTA / 2024年8月28日 17時0分
-
アキュラ「MDX」デカくて速い日本未導入車の衝撃 北米で販売するホンダフラッグシップSUV試乗
東洋経済オンライン / 2024年8月28日 8時20分
-
【2024年】コスパ最強の5ナンバーSUV人気モデル5選! 運転しやすい3ナンバーSUVも合わせて紹介
MōTA / 2024年8月26日 18時30分
ランキング
-
1『地面師たち』積水ハウスの“秘密文書”に見る巨額詐欺事件の真相「ずさんな手書き稟議書」「急展開した取引」の背景に派閥争い
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 11時13分
-
210月に「チョコレート」などまた値上げ…一方で「サンマ」「ブリ」など秋の味覚はお買い得!?
MBSニュース / 2024年9月23日 18時0分
-
3経済同友会の新浪氏、立憲・野田新代表に早速注文
日テレNEWS NNN / 2024年9月23日 16時22分
-
4都営バス「一日だけの激レア系統」運行へ 高頻度で来る「祭100」の行先は?
乗りものニュース / 2024年9月23日 17時12分
-
5「効率化で"不要になった社員"」活用する術ある?
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください