レクサスLF-CC新車情報 画像追加! FRのスポーツ系ハイブリッド車で、レクサスブランドは復活するか? パリショー出展車【ニュース・トピックス:レクサス】

CORISM / 2012年9月23日 18時30分

レクサスLF-CC

新開発2.5L直4エンジン+ハイブリッドで超低燃費と、スポーティな走りを両立するレクサスLF-CC

 トヨタは、レクサスブランドのコンセプトカーであるレクサスLF-CCをパリショーで公開する。

 レクサスLF-CCは、将来のレクサスラインナップに加わるスポーティエントリーモデルを示唆するクーペボディのコンセプトカー。左右に配置されたエアインテークや、大きく上方に跳ね上がるディフューザー形状のリヤバンパーなど、空力・冷却性能に配慮しスポーツモデルらしい躍動感あるデザインを実現。

 インテリアは、上質かつ走りを予感させるデザインとするとともに、メーター・ナビゲーションなどのディスプレイゾーンと、シフトレバー・リモートタッチなどのオペレーションゾーンを明確に分離。視認性・操作性に配慮した室内空間を創り出している。

 注目されるパワートレーンには、新開発直噴2.5Lエンジンと2つのモーターを組み合わせた“レクサス・ハイブリッド・ドライブ”を採用。2モーター式ハイブリッドということと、ニッケル水素電池を使うこと、新型ハイブリッドシステムという表記がないことから、現在レクサスGSなどに採用されている動力分割式のハイブリッドシステムと同様と推測できる。また、新開発の直噴2.5Lエンジンとは、すでにGS250に搭載されているV6の4GR-FSEの進化系と想像するのが普通だが、なんと直4エンジンが搭載されているという。このエンジンにも当然、トヨタの直噴技術とアトキンソンサイクルが使われている。

 この新型レクサスLF-CCは、ミッドサイズFRクーペにふさわしい優れた走行性能と高い環境性能を両立する。CO2排出量は、100g/kmを目標値としている。この100g/kmという数値は、2.5Lクラスとしては、
圧倒的な低CO2排出量で、1.3Lのフィットハイブリッドが104g/km。2Lのプリウスαが96g/kmだ。燃費では、FFだが同じ2.5LエンジンベースのカムリハイブリッドのJC08モード燃費が23.4km/L。この数値を超えてくると予想できる。

 ハイブリッド技術を使って、エコとスポーツを両立するというレクサスLF-CC。しかし、レクサスブランドのガソリン車のほとんどが、高級ブランドだというのに、未だアイドリングストップ機能さえない。少し前までは、ガソリン車でも燃費がレクサスのウリのひとつだったのに、今では車重が重い欧州勢がダウンサイジングエンジン+アイドリングストップ機能で、燃費で勝るようになった。もはや、レクサスの価値=ハイブリッドという状態。

 そんな中、コンセプトカーではあるが、トヨタの武器であるハイブリッド技術を駆使して、低燃費とスポーティな走りを両立するレクサスLF-CCがデビュー。もはや、すべての車種をハイブリッド車にしてしまえば、レクサスのプレミアムブランドとしての価値は上がるのかもしれない。超複雑な動力分割式のハイブリッドは、トヨタにしかできない技術であり、普通のブレーキのように感じさせ違和感の無い協調回生ブレーキの高効率さも、他社ではなかなか真似できない技術だ。選択と集中ではないが、不調のレクサスブランド復活の鍵は、看板技術であるハイブリッドのさらなる多様化ではないだろうか。

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