◯卓越した走行性能 ×肥大化したボディと価格 マツダ アテンザ プロトタイプ新車試乗記 【レビュー:マツダ】

CORISM / 2012年11月5日 15時15分

マツダ アテンザ

国内生産比率が高いマツダなのに、日本での使い勝手を考慮しない大型化したボディをもつ新型アテンザ

 11月20日に発売される新型マツダ アテンザのプロトタイプ車に試乗した。プロトタイプ車なのに一般道で試乗できたのは、マツダが東洋タイヤ箱根ターンバイクを貸し切りにして試乗会を開催したからだ。

 試乗したのは合計4台で、セダンとワゴン、ガソリンは2.0Lと2.5Lの2機種を6速AT仕様で、また2.2Lの直噴ディーゼルターボは6速ATと6速MTで試乗したので、次期アテンザに設定されるボディとエンジンをカバーできる形での試乗となった。

 最初にアテンザを見た瞬間、デカイなと思った。すでにCX-5が1800mmを超える全幅で発売されていたし、昨年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカーも大きかったから覚悟はしていたが、やはり大きい。

 世界的に見れば、C/Dセグメントのクルマはこれくらいの大きさであり、世界で、中でもアメリカと中国で勝負しようと考えているマツダとしては、この大きさが必要であることは十分に理解できる。でも、国内での販売を考えるとこの大きさが一定の制約になることは避けられないだろう。

 ちなみに、セダンの3サイズは全長4860mm×全幅1840mm×全高1450mmで、ホイールベースは2830mmだ。日本車で似たようなサイズのクルマといえば、クラウンのロイヤルサルーンがそれぞれ4870mm×1795mm×1470mmで、2850mmである。

 新型アテンザのボディサイズなんだが、ステーションワゴンを見たら、何となく違和感がある。一般にセダンとワゴンがある場合、セダンのボディやホイールベースを伸ばしてワゴンが作られにるのに、次期アテンザではステーションワゴンのほうが小さく見えたからだ。

 聞くと、やはりワゴンのほうが小さいとのこと。あくまでもセダンをベースに開発されたクルマで、ワゴンは使い勝手や取り回しなど、いろいろな要素を加味してこのサイズにしたという。大きなアテンザセダンをベースにさらに大きいステーションワゴンを作ったのではさすがに大きくなりすぎると考えたようだ。

 ちなみに現行アテンザは、セダンが全長4735mm×全幅1795mm×全高1440mmで、ホイールベース2725mmだから、次期アテンザがかなり大きくなったのが分かる。

大きなボディと大径タイヤだが、まずまずの使い勝手

CORISM(コリズム)

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