マセラティ クアトロポルテ新車情報 ラグジュアリーなスポーツセダンがフルモデルチェンジし世界初公開!【ニュース・トピックス:マセラティ】
CORISM / 2012年11月16日 8時8分
環境性能さえ無視できれば、理屈では語れない珠玉の1台
マセラティは、フラッグシップモデルであるクワトロポルテをフルモデルチェンジし、その姿を公開。新型マセラティ クワトロポルテの詳細など、ワールドプレミアは2013年1月14日から開催されるデトロイトショーとなる。また、画像の公開と同時に、ティーザーキャンペーンも実施した。
マセラティのCEOハラルド・ウェスターは、新型クワトロポルテを含め、今後3つの新モデルを導入するという。1つ目が、このクワトロポルテ。残りの2つは、マセラティにとって全く新しいセグメントのクルマだという。その新しい1台を予想すると、2011年のフランクフルトショーで公開されたマセラティ クーバン。グループ企業となったクライスラーのジープ・グランドチェロキーがベースと言われ、マセラティの北米戦略車のひとつだ。
フルモデルチェンジしたマセラティ クワトロポルテは、ハイパフォーマンス・ラグジュアリー・スポーツセダンとして開発された。いわゆる超高級車は、すべてこういったセグメントになる。無駄なくらいパワーがあって、とても豪華な、その上スポーティな走りを楽しめるセダンということなので、すべてを満たすクルマと言ってもいい。先代よりも大型化されたプロポーションは、クワトロポルテのコンセプトをより具現化したという。
画像を見て分かる通り、基本的に先代クワトロポルテのイメージを色濃く残す。ボディサイドの3つの排気孔や三角形のCピラーなどが、受け継がれたデザイン要素だ。新しく採用されたデザイン要素として、ボディサイドの力強いベルトラインやフレームレスのドア、3つのサイドウインドウなどが加わった。
搭載されるエンジンは、画像を見る限り分かるのはV8ということくらい。今まで同様ということを考えると、エンジンは関係の深いフェラーリ製のV8。そうなるとフェラーリ458の4.5L V8をベースとしたものと予想できる。このエンジンの出力は、最大出力570CV/9,000rpm&最大トルク540Nm/6,000rpmで、現行のクワトロポル スポーツ GT S 4.7Lエンジンの440hp/7,000rpm&490Nm/4,750rpmを大きく上回る。マセラティ史上最大の出力を誇るという新型クワトロポルテの僅かなコメントを裏付ける数値だ。
より大きくなったボディと、パワフルなエンジンの組み合わせ、さらに、イタリアンラグジュアリーの贅を尽くした内装となれば、まさに、マセラティのいうハイパフォーマンス・ラグジュアリー・スポーツセダン。
相変わらず、環境性能という視点では、恐らく眼を見張るようなものはないだろう。そういう意味では、まだまだ、古典的な高級車かもしれない。それさえ忘れることができれば、ラテン車らしい感性を刺激するスタイルとエンジンのフィーリングは、きっとクルマ好きにとっては極上の時を与えてくれるだろう。
<新型マセラティ クアトロポルテ公式最新情報&動画はコチラ↓↓>
■新型マセラティ クワトロポルテ公式サイト
【関連記事】
- アメリカや中国がターゲット? スポーツ&ラグジュアリーがテーマのSUV【マセラティ クーバン】
- マセラティ新車情報一覧
- 【メルセデス・ベンツ S63AMG 試乗記】スーツを着たスーパーアスリート
- 【BMW NEW 750Li/740i 試乗記】人生の最後に乗りたい逸品
- レクサスLS新車情報 鈍化した環境性能。新鮮さを大幅アップしたスタイルと、熟成が進んだがフラッグシップモデル
- 日産の最上級車種シーマ復活! ハイブリッドのみの国内専用モデル【日産シーマ ハイブリッド新車情報】
- 【アウディ A8L 4.2FSI クアトロ 新車試乗記】全天候型最高級セダンの理想系
- 【ポルシェ パナメーラV6 新車試乗記】スポーツサルーンにとって何よりの武器、それは”軽さ”だ
- 【ジャガー XJ SUPERSPORT LWB 試乗記】獰猛な英国紳士に昂る
- 【ジャガー XJ 試乗記】劇的な変化を遂げたジャガーのフラッグシップ
- これ以上ナニが必要? 世界最高級の電気自動車に試乗!【ロールスロイス ファントム 102EX エクスペリメンタル・エレクトリック】
この記事に関連するニュース
-
トヨタ最新型「クラウン“セダン”」どう思う? ビッグなボディ&斬新「サメ顔」に反響多数! 全長5m超えの「王道セダン」が話題に
くるまのニュース / 2025年1月2日 6時10分
-
スポーツセダンの国産車・外車のおすすめ車種14選! 選び方やメリットデメリットも合わせて紹介
MōTA / 2024年12月20日 13時30分
-
「オーラが凄い…」 3000万円のトヨタ「センチュリー・スポーツ!?」に驚きの声! 誰もが二度見する“存在感”がスゴイ! 超スポーティな超豪華セダン「トムス センチュリー」とは!
くるまのニュース / 2024年12月17日 19時10分
-
グランカブリオが「マセラティの象徴」たる理由 GT+カブリオレ=クルマ好きの贅沢のすべて
東洋経済オンライン / 2024年12月11日 12時0分
-
約140万円! ホンダが新型「ヴェゼル“セダン”!?」初公開! “全長4m”で実現した「SUV顔セダン」は工夫がスゴイ! “5速MT”搭載の「新型アメイズ」印国に登場!
くるまのニュース / 2024年12月8日 15時10分
ランキング
-
12025年の景気は「緩やかな回復が持続」…経済評論家・塚崎公義氏が予想
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月2日 9時15分
-
22025年 日銀「次の利上げ」はいつ? 「市場との対話」の改善は
日テレNEWS NNN / 2025年1月2日 15時0分
-
32025年「日本企業が直面する」3つの"本質的問題" ビジネス現場で増える「厄介な問題」解決法は?
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 10時0分
-
4子どもの遊びに必要な「主体性」と「無意味性」 目的がないからこそ身に付く能力
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 11時0分
-
5SKY-HIが「上司には無邪気さが必要」と語る真意 若手部下とのコミュニケーションの極意とは
東洋経済オンライン / 2025年1月2日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください