超小型車「ホンダ マイクロコミュータープロトタイプ」新車情報 IT、太陽電池を駆使した最先端超小型電気自動車! 【ニュース・トピックス:ホンダ】

CORISM / 2012年11月13日 15時35分

ホンダ マイクロコミュータープロトタイプ

タブレット端末がメーターやナビに? さらに、太陽電池で自ら発電も?

 ホンダは超小型車であるEV(電気自動車)「マイクロコミュータープロトタイプ」を公開。このプロトタイプの設計コンセプトである「Variable Design Platform」を採用した車両で、2013年から日本での実証実験を開始する。

実証実験では、子育て層や高齢者層の近距離圏内の日常的な移動支援のほか、宅配や通勤、カーシェアリングといったさまざまな用途での可能性を検証していく。

「マイクロコミュータープロトタイプ」は、2011年の東京モーターショーで初公開したコンセプトモデルを進化させ、超小型ボディでありながら、ドライバーと子ども2名の乗車を実現している。

バッテリー、モーター、コントローラーなどを床下およびリアスペースに配置し、動力機能をコンパクトに完結させたプラットフォームであるVariable Design Platformを採用することで、さまざまな用途や顧客の要望に合ったボディや内装を、既存の自動車より比較的容易に開発・生産することを可能にしている。

 その他の特徴として、個人所有のタブレット端末をそのまま使用して、メーター類の表示やナビゲーション、オーディオ、バックモニターなどの機能に応用したり、ルーフに設けた太陽電池でタブレットのバッテリーを充電することが可能。さらに、この太陽電池は将来的に、太陽エネルギーによる走行補助を目指して研究を継続していく。

また、先行してさいたま市で実証実験を開始しているHSHS(Honda Smart Home System)との連携により、単にEVということではなく家庭用蓄電池としても機能させ、日常生活におけるエネルギーマネジメントの最適化でCO2削減効果や顧客価値を検証していく予定だ。

 他社では、日産が同様の超小型車であるニューモビリティコンセプト(New Mobility CONCEPT)をすでに実証実験中。防犯用パトロールカーや、訪問介護サービスの移動用などに用いられている。

 ホンダの開発したマイクロコミュータープロトタイプの優れている点は、個人用タブレット端末の応用や、太陽電池を使うなどという日産ニューモビリティコンセプトには無いチャレンジが行われている。そういう意味では、かなり未来感のある超小型車だ。超小型車であれば、モーターも小さく使用電力も小さくて済むので、太陽電池が使えれば、電力を自己完結できCO2排出量はイッキに減る。

 ただし、こういった乗り物は普及させなければ意味がなく、マイクロコミュータープロトタイプは最先端だが、コストが今のところ不透明。普及のための、現実的なアプローチも欲しいところだろう。

プロトタイプ主要諸元
サイズ(全長×全幅×全高) 2,500×1,250×1,445(mm)
最高速度 80km/h
最大航続走行距離 60km程度
充電時間 3時間未満
バッテリー リチウムイオン
最高出力 15kW

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 驚いたのは操縦安定性の高さで、スラロームのような走りをしても、ほとんど車体をロールさせることなく安定感の高い走りを実現する。しっかりした足回りによって、トレッドの狭さを感じさせない動きだ。

 少々荒っぽい動きを試したが、それでもクルマの姿勢が破綻することなく、操縦安定性については相当に高いレベルにあるといえる。

 後席にも試乗してみた・・・

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