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日産エルグランド新車情報 フラッグシップミニバンにふさわしい踏み間違い衝突防止アシスト搭載し、安全性能を大幅アップ!【ニュース・トピックス:日産】

CORISM / 2012年11月23日 15時0分

日産エルグランド

高齢化による悲惨な踏み間違え事故を減らせ! 既存のシステムを活用した普及が期待できる踏み間違い衝突防止アシスト

 日産はミニバンのフラッグシップモデルである「エルグランド」に世界初の 「踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)」を採用。また、特別仕様車「ハイウェイスター アーバンクロム ブラックレザー」と「ハイウェイスター ブラックレザー」を新設定するとともに、一部仕様向上を行い、12月13日より発売を開始する。

 アクセルとブレーキの踏み違い事故は、国内で年間約7,000件も発生しているという。駐車場での軽い物損事故程度だけでなく、立体駐車場からの落下、駐車場から店舗内へ突入など、死亡事故に至るケースも多い。とくに、免許取りたての初心者や70歳以上の高齢者に多く見られる事故だという。とくに、65歳以上の高齢者による踏み間違い事故は、年々増加中だ。

 超高齢化社会をむかえたが、さらに地方においてクルマの存在は移動の足である以上、高齢者とはいえクルマを手放せないのが現状だ。そこで、自動車メーカー各社は、踏み間違いによる事故軽減に向けて安全装備の開発を急ぐ。

 今回、エルグランドに搭載された踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)は、クルマの四方を上部から見たような画像処理を施し駐車を容易にさせる機能であるアラウンドビューモニターの4台のカメラと超音波ソナーを使い、駐車操作などの低速走行時、運転者がブレーキと間違えてアクセルを踏みこんでしまった場合などに、クルマが誤操作を検知して、壁などに衝突する事故のリスクを軽減する。

 日産がエルグランドに搭載した踏み間違い衝突防止アシストの優れている点は、大幅にコストを低減したシステムであるということ。こういった安全装備は、高価だとマーケットに受け入れられず、装着できるクルマも限られ、台数も普及しなくなり、結果、事故は減らないということになる。このシステムの場合、すでに実用化されているアラウンドビューモニターに使っているカメラ、すでに当たり前に使われている超音波ソナーという既存の技術を上手に使いコスト低減に成功した。今のところ、普及に向けての1stステップということで、高級ミニバンであるエルグランドの3.5Lのハイウェイスター プレミアムに標準装備となり、3.5L車のグレードにオプション装備となる。2.5L車には装着できない。複雑なナビ関連オプションとのセットでの装着となるため、踏み間違い防止アシスト単品での価格はないが、従来のセットオプションに比べると2.2万円アップで装備できるというので、このオプションを選ぶ人にとってはリーズナブルな設定といえる。日産のアラウンドビューモニター付ナビは、多くの車種に展開されているので、より早い段階で他車種への水平展開に期待したい。より、多くの車種に、より安く展開できるかが、日産の主張するセーフティシールドコンセプトや、安全に対する日産ブランドの評価や評判にもなるだろう。

<日産、踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)機能概要>

1、壁などの障害物の前に駐車するときに、アクセルを踏み込んでしまった場合
 ソナーにより、壁やコンビニ等のガラス窓、駐車場に停まっている他のクルマなどを検知し、万一ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏んでしまっても自動的に加速を抑制し、さらに衝突前にブレーキが作動して衝突を防止、または軽減。

2、駐車枠内に駐車するときに、アクセルを踏み込んでしまった場合
 カメラにより、駐車場の白線を検知し、万一ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏んでしまっても自動的に加速を抑制し過度な加速を防止。

3、渋滞や駐車操作中などの低速で走行しているときに、ブレーキ操作が遅れてしまった場合
 ソナーにより、前方のクルマなどの車両周囲の障害物を検知し、障害物に衝突しそうになると、衝突直前にブレーキが作動し、万一の脇見などの不注意による衝突を防止、または軽減。

踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付) 解説動画

特別仕様車「ハイウェイスター アーバンクロム ブラックレザー」「ハイウェイスター ブラックレザー」の追加。および、一部仕様向上

 新機能の踏み間違い衝突防止アシストの装備の他に、特別仕様車「ハイウェイスター アーバンクロム ブラックレザー」、「ハイウェイスター ブラック レザー」が追加された。スタイリッシュなシルバーステッチ付きの専用ブラック本革レザーシートを採用し、他のグレードと差別化がされた。さらに、パワーシートやクイックコンフォートシートヒーター(運転席と助手席)、パーソナルドライビングポジションメモリーシステム(運転席)を採用するなど、より高級感を高めた快適な室内空間に仕上げている。これは、ライバル車であるトヨタのアルファード タイプ ゴールドやプレミアム シートパッケージなどに対抗する特別仕様車ということになる。

<日産エルグランド「ハイウェイスター アーバンクロム ブラックレザー」、「ハイウェイスター ブラックレザー」特別仕様車車両概要>
■ベース車 350/250 ハイウェイスター アーバンクロム、 350/ 250 ハイウェイスター
■ベース車に対する変更点
・専用ブラック本革シート&シルバーステッチ
・パーソナルドライビングポジションメモリーシステム
・運転席&助手席パワーシート
・本革巻・木目調コンビステアリング
(「ハイウェイスター アーバンクロム ブラックレザー」「ハイウェイスター アーバンクロム」専用)
・リバース連動下向ドアミラー
・クイックコンフォートシートヒーター

 特別仕様車の追加の他に、一部仕様向上も行われた。

 3.5L車はエンジン制御の改良により燃費を向上。9.2km/Lが0.2km/Lアップし、9.4km/Lとわずかだが向上。これにより、2WD全車と4WD車の一部が「エコカー減税」に適合し、自動車取得税と自動車重量税が50%減税となった。従来より全車50%減税対象の2.5L車と合わせ、ほとんどのグレードが減税措置の対象となった。

 仕様向上にあわせ、「350ハイウェイスター プレミアム」は、カーウイングスナビゲーションシステム、11インチ大型ワイドモニター後席エンターテイメントシステム、アラウンドビューモニター、インテリジェントクルーズコントロール、インテリジェントブレーキアシスト、踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)を標準装備とし、快適性と安全性、プレミアム感をさらに向上させた。

 ボディカラーには、光の当たり方によって表情が変わるマルチフレックスカラー塗装を採用した新色のメタル グレーを追加し、全5色の設定となり選択肢が増えた。

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