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トヨタ カローラ ルミオン新車情報/購入ガイド 安全性能・燃費を向上【ニュース・トピックス:トヨタ】

CORISM / 2013年1月14日 9時9分

トヨタ カローラ ルミオン

モデル末期ながら、積極的に装備充実させた改良

 トヨタは、箱型で個性的なデザインをもちつコンパクトカー「カローラ ルミオン」を一部改良して発売を開始した。

 カローラ ルミオンは、2007年10月にデビューし、現在ではモデル末期に入っているモデル。トヨタbBの兄貴分として、ひと回り大きなボディと1.5Lと1.8Lのエンジンを搭載する。一時期は、箱型ボディブームということもあり、bBと共に人気だったルミオンだが、現在の販売状況をみるとブームは終わったという印象。1,000台/月を超えることが、ほぼ無くなってきている。ルミオンは、フルモデルチェンジの予定はなく、この世代で終わりとみられている。今回の一部改良ということなので、今しばらく発売は続くと思われる。

 今回の一部改良では、1.5L車、1.8L車ともに、エンジンの燃焼効率向上やフリクション低減、エンジンとの伝達効率を向上させたSuper CVT-iを搭載することなどにより燃費を向上。1.5L車では、17.8km/Lを実現した。

 また、車両安定性を確保する安全装備である横滑り防止装置VSCを全車に標準装備した。1.8L・2WD車においては、CVT SPORTモードを設定。背の高い箱型ボディとはいえ、走りの楽しさをプラスする演出を施した。

 さらに、室内灯の消し忘れを防止するランプオートカットシステムを採用するなど、使用性を向上させた。外板色には、新色スーパーレッドVを含む全7色を設定した。

 今回評価したいのは、横滑り防止装置(VSC)の全車標準装備化だ。横滑り防止装置は、既存車種でも、2014年10月以降までには、法律で装備に追加する必要がある。少し前に同じく一部改良されたプレミオ/アリオンなどは、ほとんどのグレードでオプションですら装着できない状況にある。

 とくに、ルミオンの場合、モデル末期で、いつまで販売するか分からないモデルなのに、コストをかけ横滑り防止装置を標準装備化してきたのは英断ともいえる。

 これで、価格据え置きというのであれば、まさに素晴らしいのだが、シッカリと価格アップしているのがトヨタらしい。1.5Xエアロツアラー184万円が、改良後は190万円と6万円アップした。1.8Sエアロツアラー214万円は、3万円アップの217万円となっている。

 燃費も安全性もアップし、商品力を増したモデル末期のカローラ ルミオン。しかしながら、価格もアップしているので、積極的に買い物リストに入れていいいというモデルではない。この大きさで箱型で、積載性や居住性という意味では、ライバルが少ないが、すでに7年目に突入したモデルだ。すでに、投資の回収も終了しているだろう。そう考えれば、せめて価格据え置きで装備の充実を望みたいところだ。実際に買う場合は、そういったことを考慮し、大幅値引きが大前提となる。

<カローラ ルミオン価格>

・1.5X 2WD 1,750,000円
   “AEROTOURER” 1,900,000円
・1.5G 2WD 1,830,000円
・1.8S 2WD 2,020,000円
    4WD 2,209,000
  “AEROTOURER” 2WD 2,170,000
            4WD 2,359,000円

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