アキュラMDX新車情報・購入ガイド ハイブリッド化は見送り? ホンダ、北米でのドル箱高級SUV3代目アキュラMDX公開! 【ニュース・トピックス:ホンダ】

CORISM / 2013年4月5日 21時9分

アキュラMDXプロトタイプ

気筒休止システムを搭載し、より燃費の良いFF車も投入した新型MDX

 ホンダの高級車ブランド アキュラは、2013年ニューヨークオートショーでラグジュアリーSUVの新型「MDX」の量産モデルを発表した。

 新型アキュラMDXは、新開発3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンを搭載。高トルクと低燃費を両立。この新エンジンは、290馬力の最大出力と267lb.-ft.の最大トルクを発揮。さらに、状況に応じて使用気筒数を6気筒と3気筒に切り替える可変シリンダーシステム(VCM)を採用している。この可変シリンダーシステムは、国内ではもう発売が中止されたインスパイアにも搭載されていた技術。インスパイアに搭載されていた可変シリンダーシステムは、6気筒と4気筒、そして3気筒と複雑に各シリンダーをコントロールしていたが、新型MDXに搭載される可変シリンダーシステムは、6気筒と3気筒というシンプルな気筒休止エンジンになっている。

 これらの技術により、MDXの燃費(米国環境保護庁(EPA)認定値<city/highway/combined>)はSH-AWDモデルで18/27/21mpg、2WDモデルで20/28/23mpgの燃費を達成。当然だが、FFモデルの燃費が優れている。北米だけでなく、国内マーケットも同様だが、SUVであってもAWD機能は不要。燃費や価格重視というのが、最近のSUVマーケットの方向性だ。

 シャシーは、完全新設計で軽量化された。先進軽量素材を55%以上使用することにより、車両重量で従来モデルから275ポンドの軽量化を達成した。また、前後のサスペンションも新開発。駆動系では、走行状況にあわせて四つの車輪全てに最適な駆動力を瞬時に配分し、高い旋回性能や車両安定性を実現するホンダのAWD技術であるSH-AWD(Super Handling - All Wheel Drive:四輪駆動力自在制御システム)を組み合わせ、卓越したハンドリングとコーナリング性能を発揮する。MDXは従来型のSH-AWDだが、次期新型レジェンド(アキュラRLX)のハイブリッド車には、後輪に2つのモーターを使い駆動力を自在にコントロールするスポーツ・ハイブリッドSH-AWDが搭載される予定だ。

 エクステリアデザインの特徴は、ジュエルアイ(Jewel Eye)と呼ばれるLEDヘッドライトだ。LEDライトのON、OFF時とも宝石のようにキラキラと輝く特徴的なデザインがポイント。高い視認性や広い照射範囲をあわせ持っている。

 インテリアは、2列目シートにおけるワンタッチウォークイン機構やロングスライドシートを採用。これらの機能により、3列目シートへのアクセスや2列目シートのレッグスペースを大幅に改善した。また、北米では、もはや完全に流行りとなったタッチパネルスクリーン(On-Demand Multi-Use Display)を採用。空調やオーディオなどを一画面で直感的に操作できるタイプだ。

 このほか、低速追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)やレーンキープアシストシステム(LKAS)などの安全装備に加え、次世代アキュラリンクなど多くの先進技術を搭載しているという。

 アキュラMDXは、今のところガソリン車のみ。時期レジェンドは、当然ハイブリッドになることから、このシステムの応用ができるのなら、MDXもいずれハイブリッド化が期待できる。そうなれば、北米だけでなく、国内への導入してもそこそこ売れることが推測できる。ホンダの国内販売は、完全に小型車にシフトしており、高級車は完全撤退状態。ハイブリッドSUVでこれだけ個性的なら、レクサスRXのライバルとして、ぜひ日本にも入れてほしい車種でもある。

2013年1月26日更新 低燃費性能とプレミア感をアップ! ハイブリッド化は見送りか?

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