フェラーリ 458スパイダー新車情報・購入ガイド フェラーリ、完璧なラインナップ完成！ 編集部のオススメは？ 【ニュース・トピックス:フェラーリ】

全５車種７台が集結する華やかな会場内でひときわ目を引いたのは・・・？

　１月中旬都内某所にて、フェラーリ・ジャパンの２０１３年の活動予定と車種ラインナップを紹介するメディア向けの説明会が催されました。今回はその概要とともに、フェラーリ全５車種の中から特に編集部が気になった車、「フェラーリ458スパイダー」についてご紹介します。

　会場となった高級ホテル３Ｆのホールには、さまざまな色をまとったフェラーリが７台展示されていました。車の周りには、協賛各社（HUBLOT、Diners Club、Alitaliaの３社）のブースやフェラーリの関連グッズが展示され、ゴージャスこの上なし！　フェラーリの全モデルを一度に見られる贅沢感をさらに高めていました。

　そんな雰囲気の中、始まった説明会では、まず２０１２年１２月に東日本大震災に対する復興支援として、資金援助を行なって宮城県石巻市に「放課後児童クラブ」２棟を再建し、オープニング・セレモニーを行ったことが披露されました。セレモニー当日には最新のフェラーリも展示され子どもたちも興味津々だった様子。皆が笑顔を取り戻すきっかけになってくれればいいですね。

オーナーへの究極のおもてなし「フェラーリ・テーラーメイド・プログラム」！

　その後、２０１３年のフェラーリの最新ラインナップの紹介がありました。それによれば、２０１２年７月に「Ｆ１２ ベルリネッタ」を登場させたことで、２０１３年のラインナップは完璧なものになったとのことです。

　すなわち、一つの軸が「∨１２エンジン」と「∨８エンジン」、もう一つの軸が「スポーツカー」と「ＧＴカー」というもので、そのマトリクスがすべて埋まるように車種ラインナップが完成したとのこと。

　∨１２を積むスポーツカーは「Ｆ１２ ベルリネッタ」、ＧＴカーは「ＦＦ」で、∨８を積むスポーツカーは「４５８ イタリア」と「４５８ スパイダー」、ＧＴカーは「フェラーリ・カリフォルニア ３０」というものです。

　昔と違って最近のフェラーリの車名はちょっと車の特徴が分かりにくかったので、今回の説明で非常にすっきりしました。

　そして次に、「フェラーリ・テーラーメイド・プログラム」の説明がありました。これはフェラーリの内装をテーラーメイド、つまりオーナーの好みにそってさまざまな素材を用いてワンオフで仕上げる「世界で１台の、あなただけのフェラーリを創る」プログラムだそうです。

　申し込んだオーナーには専属のパーソナルスタイリストがつき、フェラーリの本社があるマラネロに招待され１日を一緒に過ごした後、好みにそった内装の提案を受けるそう。車の内装を自分好みのものにしたいと思っている人は多いと思うので、これはとてもいいプログラムだと思いました。

スポーツ走行にもゴルフにもデートにも、どれにも最適な「４５８ スパイダー」！

　さて、そんなフェラーリの車種ラインナップ、もちろんどれもとっても魅力的ですが、特に一目見てしびれたのが「４５８ スパイダー」。

　オープンにした時のスタイリングの良さ、写真を見て頂ければきっとわかってもらえると思いますが、個人的にはシート後方にあるこぶのような形が昔のレーシングカーみたいでカッコイイ！と思いました。この部分はロールバーの役割も兼ねているのだそうです。

　そしてなんと、この車はミッド・リアエンジン搭載車としては初めて、ハードトップのリトラクタブル式ルーフを備えています。そしてその開閉にかかる時間はわずか１４秒！

　また、オープンボディにすることで、クーペだとリアハッチの下になってしまうエンジン部分がエンジンフードを介して存在感をアピールするのもとってもいい！と思いました。エンジン音もきっと室内にこもることはないでしょうし・・・（どのモデルも乗ったことはないのでこの部分は想像です）。

　∨８とはいえ、パワーも５７０馬力（ただし回転数9,000rpm時！）と十分。ゴルフバッグもシート後ろのスペースに１つなら積めるとのことで、日常ユースにもなんとか使えるかも！？デート・カーには最適なオープンカーだし、フェラーリの中でもっともオススメなのはこのクルマ、と独断で宣言しちゃいます。みなさんいかがでしょうか？